2006-04-18
おーちゃんは永遠に
悲しい出来事がありました。
リンク先であるオクサンのHP 「おかめいんこのおーちゃんは」 のおーちゃんが、お引越しのさなかカラスにさらわれるという事故にあってしまいました。
あまりに突然のお知らせにただただ驚愕し、未だに信じがたい思いでいっぱいです。単なる一ファンである私ですらこうです。オクサンやご家族のご心境はいかばかりでしょう・・察するにあまりあります。
このお知らせを聞いてからというもの、おーちゃんのことが頭から離れません。ルチノが失踪中の時の気持ちが思い出されてならないのです。いつもそばにいる存在がいないということ・・・・その圧倒的な喪失感と空虚な気持ち・・・そんな気持ちを前に音のない静かな世界と化した部屋でただただ打ちひしがれる私でした。
「インコを失ってこんなに悲しかったことはない・・・」とおっしゃるオクサン、いつもおーちゃんに起こしてもらっていたおーちゃんの良き相棒・お姉ちゃん・・どうか元気を出してください。いつか悲しみが癒されてお−ちゃんのことが楽しい思い出となるよう心よりお祈りいたします。
おーちゃんのことを少し書かせてください。
私にとっておーちゃんは特別な存在でした。
もう3年以上も前のことになりましょうか・・・おーちゃんのHPはPCをほとんど触ったことのない私が初めて触れた小鳥のサイトでした。当時はまだルチノちゃんもいなかったのですがセキセイインコを飼っていましたので、面白半分に小鳥のサイトを検索して辿り着いたのが「おかめいんこのおーちゃんは」でした。そして私はこのおーちゃんのサイトで初めてオカメインコをじっくりと見たのです。
愛らしい赤いぽっぺ、愛嬌のあるお顔・・・肩に乗って寛いだりお父さんのラーメンの周りをうろうろしたりするその姿にすっかり魅了されました。「えーっ。、オカメってこうなの?!なんでこんなに懐くの〜?」・・・その動作ひとつひとつに驚くばかりです。子供たちも引き込み「オカメって可愛いねえ。見て、見て、こんなこともするよ!」とわいわい楽しく拝見していたのでした。
その頃うちで飼っていたのはセキセイ4羽。2羽は手乗りではなかったし、手乗りの子達も鳥同士で遊ぶことを好んでお義理でしか人の手に乗りませんでした。ですから私は手乗りインコの楽しさというものをおーちゃんのHPで初めて知ったのでした。
次に飼うなら絶対にオカメインコ!!私も子供たちもそう思っていたのですが、運命とは分からないものです。オカメを見に行ったその店で、結局子供たちが一目ぼれしたルチノちゃんをお迎えすることになりました。でもおーちゃんのおかげで私はすっかりオカメファンになったのでした。
そんなこんなでこざくらルチノがわが家にやってきました。そして約一年後のルチノちゃんの家出事件と帰還・・・。これがきっかけで私は自分のHPを持つようになりました。そして以前は遊びに行くのみで書き込みをするということは頭にも浮かばなかったのですが、思い切っておーちゃんのサイトに書き込みをさせていただいたのでした。オクサンは優しく迎え入れてくださり、おーちゃんとも親交を深めることが出来たのは思ってもみないことであり、私にとってはとても嬉しいことでした。
現在私の子供たちは私のHPにはまるで興味がなく読もうともしません。ですから私がサイト上で交流のある鳥さんのほとんどを知りません。が、このおーちゃんだけはそんな経緯もあって子供たちにとってもよく知る馴染みのオカメさんなのです。
おーちゃんにはもちろん実際にお会いしたことはありません。でもいつも私たちはそのサイトで可愛い姿、おちゃめな姿に笑わされ、和まされてきたのでした。ありがとう、おーちゃん。おーちゃんは私たちの心に永遠に刻まれています。
55976・・・今日までにおーちゃんのサイトを訪ねた方の数です。これだけの方々がおーちゃんを慕ってサイトを訪問したのです。おーちゃんはそんな皆の記憶の中にも永遠に輝き続けることでしょう。
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コメント(4件)
Re: おーちゃんは永遠に
さくらこさん、こんばんは。日記を拝見して、おーちゃんのHPへ
お邪魔させて頂きました。とても辛くてカキコは出来ませんでしたが
オクサンの心境、痛いほど分かります。私は小鳥を飼い始めて
間もない為、小鳥との悲しいお別れは経験した事がありませんが
昔、猫を飼っていて溺愛していました。私には本当に良く馴れていて
警戒心の強い猫が私の布団の中で子供を産んだほどです。
そんな子が私の目の前で交通事故に遭い、亡くなった時の
ショックといったら言い表せないものがありました。
さくらこさんも、おーちゃんとの出会いがルチノちゃんとの出会いに
繋がっただけに、さぞお辛い事と思います。心中、お察しいたします。
おーちゃんはサイトを訪れてニコニコした方たちの心の中でずっと
微笑みかけてくれる事と思います。おーちゃんの缶バッヂ、大事な宝物ですね。
From : yukko @ 2006-04-18 23:33:00 編集
Re: おーちゃんは永遠に
悲しい出来事にしばらくコメントが入れられませんでした。
私の友達は文鳥が大好きで、ずっと飼っていたんですが、
何代目かの文ちゃんは友達の目の前で猫に襲われ
死んでしまったのです。
その文ちゃんは友達の肩に乗って散歩ができたそうです。
友達の周りを飛びまわるくらいで、絶対遠くへは飛んでいかなかったのに
後ろからのら猫が狙っていたらしく・・・・飛びつかれて・・・・
その時の友達の悲しさ。
オクサンやyukkoさんが味わった悲しさと同じだと思います。
なんて言っていいのかわからない・・・・・
でも、みんな「虹の橋」で待っててくれるんですよね。
いつか出会えるその日まで。
From : nacchin @ 2006-04-19 12:32:18 編集
yukkoさん
yukkoさん、コメントありがとうございます。
おーちゃんのところにも行っていただいたのですね。
「食べる〜?」の口癖が可愛かったおーちゃん、
いなくなってしまったなんてまだ信じられません。
yukkoさんも猫ちゃんとの悲しいお別れを経験していたのですね。
生き物と暮らすということことは、いつかはお別れの場面に直面
しなければいけないということですね。
愛すれば愛するほどにそれは辛くなります。
でもそれ以上に生き物たちは私たちに多くのものを与えてくれる
のだと思います。
だからまた彼らと暮らしたくなってしまうのでしょうね。
こうやってHPに登場する動物たちは幸せですね。
ご家族のみならず、たくさんの人から愛されるのですから・・・。
私もおーちゃんのこと、ずっと忘れません。
From : さくらこ @ 2006-04-20 01:57:55 編集
nacchinさん
nacchinさん、コメントありがとうございます。
お友達も辛い経験をしたのですね。
一緒に散歩できるなんてすごくなついていたのにね。
yukkoさんのお話も読んで、色々な悲劇があるんだなあって思いました。
いつかは必ずやってくるお別れですが、できれば自分の手の中で
看取ってあげたいものですね。
「虹の橋」のお話、私も読んだことがあります。
可愛がった小鳥が虹の橋の袂で飼い主を待っていてくれて
いつか再会できる、その時に先に逝ってしまった小鳥たちが
飼い主との再会をとっても喜んでくれる・・・そんな話ですよね。
以前読んだときに感動して、喉が熱くなった覚えがあります。
こんな風に考えられれば、救われますよね。
愛した可愛い子達といつか再会できる・・・待っていてくれる子達がいる
・・・そう思うと、虹の橋をわたることもそんなに怖くはないかな・・・なんて
思ったりもしましたよ。
From : さくらこ @ 2006-04-20 02:20:11 編集