カテゴリー : 03.インコの部屋
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2007-07-04
興味津々
お気に入り
最近買ってあげたミラー付きブランコに乗るルチノです。 海外製の凝ったおもちゃより、どこにでも売っているこんなありふれたモノの方が好きみたい。乗るかどうか半信半疑でしたが、すぐに気に入ったようで、毎日愛用してくれています。おもちゃ嫌いなルチノの最近のお気に入り、ヒット!です。
仕事から帰るとルチノちゃんはいつもこれに乗っています。うっとり、まったり・・。時には自分の顔をじ〜っと眺めていたり。ああ、ルチノちゃんったら、案外ナルシストだったりして〜
愛するキミへ
最近撮れたルチノちゃんの可愛ゆ〜い写真です(ちょっとボケてますが・・)。
手に乗っているところをマクロで撮りました。カメラを構えるとすぐに手に飛び乗ってしまうさくらと違い、ルチノちゃんはカメラ目線で応えてくれることが多いのでこんな写真も撮りやすいのです(腕が悪いのは致し方なし)。
ああ、かわいい・・。
撮ってはうっとり。ひたすら溺愛!の飼い主です。
- 私の髪に潜り込む甘えん坊のキミ
- 「ルチノちゃん!」と耳元で囁くと、「チュイッ♪」と応えてくれるキミ
- 頬を寄せると優しく嘴を押し付けてくるキミ
- 何の疑いもなく手の中で眠ってしまうキミ
- 頭にキスすると、嬉しそうに目を細めるキミ
- キミがキミであるがゆえに、我、キミを愛す―
2007-06-25
健康診断に行きました
6月に入った過日、小鳥達を健康診断に連れて行きました。ルチノは1年ぶり・・さくらは赤ちゃんの頃に元親さんに連れて行ってもらって以来、うちに来ては初めての検診でありました。1羽が2羽に・・・やっぱり移動も2倍に大変ではありますが、可愛い小鳥チャンたちにいつまでも健康でいてもらうための大事なお勤めです。飼い主はいそいそと出かけたのでありました。
我が家の小鳥達がかかっている病院は、横浜は子安にある「横浜小鳥の病院」―。こちらの院長、海老沢先生は「コンパニオン・バード」誌などでもお顔をお見かけしますが、小鳥の獣医さんとしてカリスマ的な存在だそうな〜。うちの子達の担当医は小鳥に注ぐ眼差しがとっても温かい、M野先生(女性)。そしてさくらの実家、まこ蛙さんのところのお子達もみんなこのM野先生が担当医なのです(ホント、偶然なんですよ〜)。
今回は健康診断ということなので、体重測定、そのう・便検査が主な内容です。まずは先輩であるルチノちゃんからです。
体重は51g。こざくらとしては平均的でしょうか(骨格からはやや痩せ型と言われています)。そのう、便ともに異常なし(ほっ^_^;)。
ルチノにとっての問題は、長年の持病である毛引きです。首周りも常習化していますが、こちらはまだ良しとのこと。しかし尾羽の付け根の方は、単なる毛引きから自咬へと進み、こちらも常習化しているために患部がこぶのような脂肪種になってしまっているそうなのです。そして悲しいことに今は尾羽が一本もない状態です(T T)。はえかかってもいつの間にやら抜いてしまい、最近ではこの尾羽のない状態にも見慣れてしまった我が家の住人達です(笑&涙)。以前カラー治療もしたことがあるのですが、カラーによって首周りの毛引きが誘発されましたし、かなり苦しむ様子があるので、カラーは使いたくないというのが飼い主の希望です。
さて、この毛引きに有効なお薬を先生がアメリカより持ち帰ってきたという、そんな耳寄りな情報をまこ蛙さんより事前に頂いていた飼い主、今回はこのお薬を頂くことが大きな目的でもありましたので、早速先生に伺ってみました。
この薬は米国・ハリソン社が開発したもので、アビックスの「スーザー」というものです。ハリソンは信頼できる会社ですし、この薬の主な成分はアロエなので、まずは安心して使えるとのこと。スプレータイプで患部にシュッと吹き付けて使います。ただ、この薬を使うに当たっては腎疾患がないことが条件だそう。そこでルチノちゃん、急遽レントゲン検査をすることになりました。結果、腎臓に問題なし!無事にお薬を頂くことができましたよー^^)♪ この貴重なお薬、今は先生がアメリカから持ち帰った物が数本あるだけなので、それを容器に小分けして頂くことになりました。試して効くようならまた頂きに行きたいと思います。今後はアメリカから恒常的に手に入るルートも出来たということです。
さて、お次はさくらちゃんです。
「わぁ〜、大きいですね〜!」と、先生がさくらを取り出しました。体重61g。ジャンボです。さくらの両親もこのM野先生にかかっているので、「分かるかしら〜」と思いながらも、「この子はマリエルちゃんの子どもなんですよ!」と言ってみました。すると、「え〜そうなんですか〜!?」と、M野先生。さすがは先生です。ちゃんと分かっておられました。「あそこの子はみんなとっても立派な体格なんですよね。上手に育てるとああいう風になるってことがよーく分かりますね。それも脂肪太りではなくて、骨格が大きいのよね」」と、先生。
しかし〜・・・さくらの腹をめくったM野先生―
「あらっ、脂肪がしっかりついていますねー!」
ナント、さくらの下腹に白い脂肪の塊が見られるではありませんか!悲しいことにさくらは”メタボリック”と言われてしまいました(T T)。この若さでこんな状態だと、将来コレステロール値が高くなり成人病になってしまう可能性が高いとのこと。急遽さくらの食餌を見直すことになりました。
さくら達の食餌は、アワ、ヒエ、キビ、カナリーシード等の種子食が中心ですが、それに大好物のサフラワー、アサの実をいつも少量ですが混ぜていました。さくらの便を見ると脂分の多いそれらを好んで食べている形跡があるそうなのです。
先生はおもむろにアサの実を机で潰しました。するとべちゃっと潰れたアサの実からかなりの量の油が飛び出しました。ああ、さくらはこんな油っぽいものばかりを選り分けて食べていたんですねぇ(しょぼ〜ん)。
早速明日から食餌改善です。サフラワー、アサの実は抜いて、よく運動させるようにとの指示をいただきました。好物を食べさせてあげられないのは可哀想ですが、それもこれも可愛いさくらちゃんのためです。飼い主はひたすら我慢の一字(涙)。やはり好物であるオーツ麦やそばの実はOKとのことでしたので、それがせめてもの救いです。
そのう・便の方は問題なしでした。初めてそのう検査の管を飲み込んださくらちゃん・・・「ほら、お口開けて!この子は力が強いねぇ!」と、先生。ちょっぴりてこずらせてしまった”メタボ”さくらチャンなのでした〜。
こんな調子でさくらにとっては初の健康診断も無事終了!これからは健康食でダイエット!!の日々ですね。
2007-06-15
ブライアン・鳥のセミナー
(前回の「さくらの里帰り」の続きです)
6月3日、さくらをまこ蛙さんのお宅に預け、人間達は移動。まこ蛙さん、kuraさん、わたくしの3名は近くの大田区産業プラザで開催される「ブライアン・鳥のセミナー」会場へと向かいました。
このセミナーはまこ蛙さんが「自宅の近くでいいセミナーが開催されるよ!」と誘ってくださり、こんぱまるさんでまとめてチケットを取ってくださったのでした(まこ蛙さん、ありがとう〜〜)。鳥関係のセミナーに出席するのは初めてのわたくし・・わくわく・どきどき、期待に胸が膨らみます。
さて、「ブライアン・鳥のセミナー」ですが、これはアメリカの鳥専門医であるブライアン・L・スピヤーさんを講師として招き、獣医師、ブリーダー、ショップ、鳥の飼い主などすべての鳥を囲む関係者を対象として開催された異色のセミナーです。鳥の飼育管理、疾病等における正確な知識・技術の向上を目指したこのセミナー・・・まずは会場の様子をちらっとご覧くださいませ〜。
講義はブライアン先生がスライドを使って英語で話され、それを通訳の方が順次訳すという方法で行なわれました。このセミナーは東京会場で2日間、他に横浜・大阪でも開かれたようですが、内容はそれぞれ異なるようです。東京会場1日目は、「鳥の身体検査」という講義内容で、気道確保の方法など、かなり専門的なお話もあったようです(kuraさん談)。
私の参加した東京会場2日目は、ヨーロッパ・アメリカにおける飼い鳥の歴史、鳥と獣医学、飼育環境、食餌、クリッピングなどについての講義でした。毛引きについての講義が予定されていたのですが、変わってしまったようなのがちょっと残念でした(我が家には毛引きの子がいますので・・・)。
そんなこんなではありましたが、獣医師、鳥関係者が一堂に会したアカデミックな雰囲気の中、久しぶりにお勉強したわたくし・・大変有意義なひと時を過ごすことができました。中でも嬉しかったのは、たくさんの鳥の著書をお持ちの磯崎哲也先生がいらっしゃっていたことです。磯崎先生は講義の締めくくりの言葉を述べられ、ブライアン先生と参加者達との”じゃんけんゲーム”を指揮され楽しく盛り上げてくださいました。いつもご本は拝見しているのですが、こんなに楽しく親しみやすい方だったとは〜!これには感激でございました♪
セミナー終了後に懇親会もあったのですが、こちらは時間の関係で参加せず、まこ蛙邸にさくらを迎えに戻りました。さくら、狭い移動用のケージでしたが大人しく待っていてくれたようです(^^)。帰りの電車の中でもじっといい子にしていたさくら・・・覆いをめくって様子をうかがうとしっかり目が合い、「ピチッ!」と応えてくれる可愛いさくらなのでした。
さてさて、おうちに帰るとすっかりいつもの暴れん坊将軍に戻ったさくら・・・狭いケージや緊張から解放されたのでしょう、部屋中をびゅんびゅんと飛び回っています。一日離れていたルチノちゃんが恋しいのか、強引な求愛も〜。でも、こうしてみると中々仲良しの二人なのでした。ルチノの方もさくらのいない間し〜んと元気の無い様子だったそうですから、二人は案外いいコンビなのかもしれませんね!
2007-06-09
さくらの里帰り
6月3日、さくらを連れてまこ蛙さんのところに遊びに行きました。昨年9月にさくらをお迎えして以来お邪魔するのは初めてのこと。さくらにとっては初のお里帰りということになります。
お迎え1ヵ月後にお姉ちゃんの日向ちゃんが我が家に遊びに来てくれた時はいきなり意気投合した二人ですが、今回は如何なものでしょう・・・興味津々の飼い主です
むむむ〜・・・何という双子ぶりでしょう!流石は姉妹!!これには飼い主もまこ蛙さんも参った参った(汗)。よく見るとさくらの方が若干大柄で、足の色の青みが強いようでしたが、一羽ずつ来られた日にゃぁ、識別はかなりの困難を極めそうです。ちなみに向かって右がさくら、左がお姉ちゃんの日向ちゃんです。
左にぽつんと離れているのがさくらです。物心がつき、場所見知り、鳥見知りもするようになったさくら・・・ファミリーの中にすぐには溶け込めないようです。
さくら、パパに話しかけてもらっていますねぇ。ちょっとビビって腰が引けているさくらです。ともするとじっと固まりがち・・・。「ここはどこ!?あの人たちはだれ!?」といった心境なのかな(^^;)
パパとママが仲良く遊んでいるところに、手に乗せたさくらをそっと近づけてみました。さくら、やはり固まっています。ママが一生懸命話しかけてくれていますが、じっと大人しげにしているさくらです。我が家に居る時の暴れん坊振りはどこへやら!ああ、さくらはすっかりうちの子になったんですねぇ。こんなさくらの様子を見ていると、胸がじーんと熱くなり、愛おしさでいっぱいになります。
さて、この日は鳥友達のkuraさんもいらっしゃっていて、kuraさんは何とおうちのルリコンゴウインコのルリちゃんを連れておいでになったのです!ルリコンゴウを間近で見るのは初めてのわたし・・・。その迫力、美しさに圧倒されてしまいました〜
まだ生後8ヶ月くらい(!?)のルリちゃん。人間で言えばまだまだ赤ちゃんなのでしょうが、中々立派な体格でございます。器用に木の実の殻を剥いて美味しそうに召し上がっておられましたよー。
嬉し・楽し♪の親子姉妹の再会の時は瞬く間に過ぎ去り、人間達はまこ蛙家を後にし、とある場所へと移動です。目的地はすぐ近くの大田区産業プラザ。ここで開催されている、「ブライアン・鳥のセミナー」に参加するのが本日のメ〜ンイベントでございます^^)♪ その間さくらはまこ蛙さん宅でお留守番です。その様子はまた後日。。。(続く)
2007-05-30
元気です
しばらくご無沙汰しましたが、小鳥達、元気に過ごしています。
ルチノとさくらの二人の仲は特に進展も無いのですが、共に連れ立って行動し、羽を休める時も寄り添う姿が定着してきた今日この頃です。この二人にラブラブ・・・と言うのは望めないのかもしれませんが、「仲間」としてはいい関係を築きつつあるようです(もちろん喧嘩も多いのですが〜・・・)。
最近のさくらは新聞・広告などの紙を器用に細長く切る作業に夢中です。ルチノも紙切りは好きですが、こちらは嘴でパリッとちぎるだけですのでこの違いは顕著です。滅多にしないことですが、体の羽をぼぼっと膨らませて紙を腰に挿そうとする姿も目撃されています。こんなところを見ると、「さくらはやっぱり女の子かな〜」なんて、楽しい想像が膨らんでしまいます。
またうちに来た頃と比べると、数段人間大好きっ子になったさくらでもあります。放鳥後の20~30分は人間にべったり!!ひとしきりくっ付いた後やっと自分の遊びに取り掛かるというのが最近のパターンです。
一頃は本気噛みの「スーパーガブ子」だった困ったチャン、さくらも、根気よいしつけが功を奏し甘噛みを覚えるまでに成長しました。手を、鼻を、唇をガブッとやられて悲鳴をあげていた飼い主は、ほっと胸を撫で下ろしています。人間ともようやく良い関係を築けつつある、我が家のやんちゃっ子、さくらです。
・ドアの向こうを覗くルチノ。人間の動向がいつも気になるインコです(開閉には十分な注意をしています)
2007-05-13
おっかなびっくり
昨日の記事で紹介した、ペット博で買ってきたおもちゃです。コロコロと転がるプラボールの中に鈴が入っています。
ネコじゃらしの方は全くダメでいたずらから追い払う道具になってしまいましたが、こちらもどうして、中々怖い様子の2羽でございます。
でも、ちょっと興味もあり〜!?
おっかなびっくり近付いていくインコ〜ズでございます(笑)
逆光のため暗い動画になってしまいちょっと見づらかったですね。申しわけありません(^^;)
さくらがボールにちょっと触ってみたもののビビッてしまい、カメラを持つ私の所に救いを求めてトコトコとやってきた様子が何とも可愛いです!まるでママのお膝元で遊ぶ幼児のようですね。
この後、ルチノはちょこっとボールをくわえたりしていました。 さくらに比べるとルチノちゃんの方がどうもおもちゃには強気のようです
2007-05-12
ペット博 @幕張メッセ
行って参りました〜。巷でとっても楽しいという噂のペット博!会場は千葉は幕張メッセ。我が家からは2時間近くの長旅ですが、そんなことも苦にならず、遠足気分で楽しいゴールデン・ウィークの一日を過ごすことができました〜!
ご一緒してくださったのは、さくらの元親のまこ蛙さん、さくらのお姉ちゃんピノちゃんママのゆうさん、たくさんの鳥さんとお暮らしのKURAさん―。皆さん、自他共に認める鳥オタク!(失礼しました〜m(_ _)m)。愛鳥さんに対する溺愛振りなどの素敵なお話、たっぷりと聞かせていただきましたよー
さてさて、初めての幕張メッセ―。広い会場にはたくさんの人と動物が!わんちゃん、猫ちゃんから昆虫、爬虫類まで勢ぞろい。そしてもちろん鳥さんも!(そうそ、それが目的です♪) 楽しみにしていた「鳥のサーカス」は、きちんと時間を調べなかったため、既に終わっていたのが残念でしたが、たくさんの鳥さんたちを見たり、触れたりの充実のひと時を過ごすことができました♪
それではこれより、「写真で見るペット博」をどうぞお楽しみくださいませ〜
インコ・オウムの展示コーナーには、お馴染こんぱまるさんの鳥たちがたくさん!どの子も人慣れしていて私達鳥好きをたっぷりと楽しませてくれましたよ。
・まこ蛙さんに抱っこされたコバタンちゃん。まこ蛙さんは鳥をあやすのがとってもお上手!
今回小鳥の生体や用品の販売はなかったのですが、グッズをちょこっと買って参りましので、最後にご紹介。
最後のネコじゃらしのようなものは、我が家のインコたちにはちょっと不評でした。これを見せるとピューッとお逃げになります。今ではおもちゃではなくて、いたずらから追い払う道具になってしまいました〜 (ごめんね〜)
2007-04-24
壁のぼり芸―後日談
2003年8月生まれ、当年とって3歳8ヶ月のルチノちゃんは人間に例えればそろそろ30代の中年期にさしかかるといった年代でしょうか。まだまだ油の乗った働き盛りと言いたいところなのですが、最近めっきり落ち着いてしまった感があります。
以前はうるさいくらいに囀っていたのに、すっかり無口なオトコになってしまった。。。自分の世界に浸って一心に歌う姿はトンとお見かけしなくなりました。
放鳥しても電器、ポット、手の中等、温かい場所でお玉ちゃんとなってしまうことが多く、活発に動き回ることも少なくなってきました。もちろん、さくらと連れ立って遊んだり、悪さをしたりということもあるにはあるのですが・・・。
そんな昨今の様子を気にかけていた飼い主ですが、オリンピック代表選手にもなった例の「壁のぼり」芸(お遊びです^^;)においても、飼い主の気付かぬうちに変化は起こっていたのでした!実は、実は〜〜・・・練習をさぼっているうちに、すっかり下手っぴ!になってしまったのでした〜(T T)
この「壁のぼり」は、まず嘴を使ってゴミ箱を伝い下りるところから始まるのですが(上がるのと同じ要領です)、怖くなってしまったのか、これがすっかりできなくなった。。。
朝ゴミ替えの時に喜々としてやってくるのは以前と同じですが、ゴミ箱のふちで、「どう下りたらいいものか」といった顔で右往左往―。勇気を振り絞って下りてはみたものの、途中で落っこちてしまったりもする。そうするともうパニックで、底から一気に飛び上がってきてしまいます。TV出演した頃のルチノちゃんはこの芸に一種のプライドをもっていたようで(ホントですよ〜)、たとえ失敗しても助け舟として出したヒトの手なんて、絶対に借りなかったものです(そういう時はイヤイヤして、手に乗らなかった・・)。それが久々にやってみればこの始末です。そして、なんと助け舟の手に縋り付く有様!
これは、飼い主にとっては何とも悲しい変化でした。無芸大食・・他にはなんの取り得もないルチノちゃんなのです。これだけ。この芸だけだった・・というのに〜(涙)
さて、この衰えですが、加齢によるものもあるのかもしれませんが、忙しさにかまけて私がこのお遊びに余り付き合ってあげなくなったことに一因があるようです。
出勤前の朝の忙しさといったらもう半端ではなく、いつしか私はルチノちゃんの見えないところでゴミのビニール替えをしていたのでした。なにせルチノちゃんは、ビニールを替えようとすると、目の色変えてゴミ箱にダイブ!そしてそれに付き合うとなるとゆうに5分、10分は時間をとられてしまうのです(たった5分でも朝は貴重だ〜!)。
勝手にやりたいようにさせていればいいのでしょうが、いつの頃からか私はこのお遊びに付きっ切りになっていたのでした。これはかつて何かのインコの本で読んだ、ある記述がきっかけとなっていました。それは、「インコの夢はエンタテナーになること。行動が注目されてウケることが何より嬉しい。大げさな賞賛は何よりのごほうび・・・」―なる記述でした。
- ホントかな〜!?ホントだったら面白いなぁ。
そう思った私は、ある時ゴミ箱を這い上がってきたルチノちゃんを大げさに褒めまくってみたのです。
- 「ルチノちゃん、すごい、すっごーい!やったね!やったね!!」
するとどうでしょう! ルチノさん、首をにゅーっと伸ばして、目を大きく見開き、「ピーッ!」と勝利の雄叫びを!!そしてさも得意げな顔つきをしているではありませんか!
- わーっ、ホントなんだわ。インコって褒められると嬉しいんだー!
褒めれば「ピーッ」と大きな声で応えて満面の笑顔で(←そんな顔です)喜ぶ。そして何度でもチャレンジする―。私はもうこのインコマジックに夢中になってしまいました。そしてそんなことを繰り返すうちに、ルチノちゃんの方もまたいつしかヒトの目の無いところではこの芸をしなくなってしまったのです(ギャラリーがいないとどうも燃えないようですね^^;)。 観客ゼロでゴミ箱のふちでぼーっとしていても、ひとたび人間が近付けばテンションは一気に上がり、脱兎の如くゴミ箱の底めがけて駆け下りるルチノちゃんでした。
そうして時が過ぎ、いつしか忙しい朝の時間にそんなお遊びに付き合うことが厭わしくなった飼い主は練習を(!?)サボりがちになっていました。それがルチノちゃんのオリンピック選手としての生命を絶つことになるなんて、夢にも思いませんでした。迂闊でした。ごめんね。ルチノちゃん。。。
ああ、選手引退の時がやって来たのか―。いやいや、まだまだこの先、長い鳥生を歩むルチノちゃんなのです。諦めるのは早いかも〜。リハビリすればまた選手復帰も果たせるかもっ―。そう思った飼い主!5分早起きして(^^;)このお遊び、いや、練習にとことん付き合うことにしたのです!
今、この「壁のぼり」芸の成功率は50%といったところでしょうか。底から上がってくる方は大分調子が戻ってきましたが、下りる方はどうもまだ以前のようにはできません。今は下におろしてあげて、上るところから練習をしています。すっかり自信の無くなってしまったルチノちゃんに、「できる!」という自信を何とか取り戻してあげたいのです。現役復帰を目指して、日々練習に励むルチノちゃんです。。。
mayumiさんのサイトでの「鳥のオリンピック」への参加―。それによって芽生えた芸への情熱。その陰にはちっちゃなものではありますが、実はこんなドラマがあるのでした。そんなことを知っていただきたく、今日はこんな後日談なるものを書いてみました。
- 褒められるのが嬉しくって、一生懸命芸に励む―
- 失敗しても、助けを借りずに自分でやり遂げる―
ちっちゃな、ちっちゃな頭をした小鳥さんに、そんな感情があるなんてね!なんて愛おしい存在なのでしょう!この小さな芸を通して私はルチノちゃんに、素晴らしいものを教えられたような気がするのです。
長々とした後日談となってしまいました。お付き合い頂いた皆さま、ありがとうございました^^)♪
近くに出来たホームセンターのペットショップでミラー付きブランコを購入しました。荒鳥ピーは鏡が大好きですが(相棒は鏡の中にしかいない憐れなヤモメなんです)、こざくら2羽はあまり興味がないみたい(でも、もしかしたら気に入るかもっ!?)
どちらのケージに入れようかな。まずは買ってきたおもちゃを2羽に見せてみました。すると―。
最近猛烈なビビリのさくらちゃん、驚いてビヨーンと飛んでいってしまいました(やっぱりー^^;)。一方のルチノちゃんは・・・あれれ、ハシゴに乗って鏡を覗き込んでいるではありませんかっ!これは、イケるかも〜♪
この新しいおもちゃ、まずはルチノちゃんのケージに入れることに決定〜!!
ケージにセットすると外から2羽が「ナニ?これ、ナニ〜ッ!?」と見に来ました。ルチノちゃん、じーっと下を覗き込んでいるのが面白い(^m^)。 時おり興奮するのか二人とも羽をばたつかせたりもしています。何だか新しいおもちゃに興味津々みたい
さて、おもちゃ嫌いのルチノちゃんの、今後の反応はいかに〜!?