カテゴリー : 04.日々の徒然
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2006-02-14
深夜のスピード・スケート観戦
みなさま、こんにちは! トリノ、観ていますか?! 日本勢、中々メダルには手が届きませんが、選手達の真剣なプレーに 観ているこちらの応援も思わず力が入ります。
昨夜は注目のスピードスケート500M。 たたっと家事とお風呂をすませて、11時半にはテレビの前を陣取りました。
1回目。金メダル候補の加藤やベテラン清水、思ったような結果が出なくて残念でした。加藤の場合は前の走者の転倒で、スタートの時間が延びた影響がやはりあったのでしょうか・・・。 やっとスタートを切るとき、加藤選手の緊張が画面からひしひしと伝わってきて、 まるで自分が滑るかのように心臓がバクバクしてしまった私でした〜(^^;)
2回目。途中うとうとしながらも最後まで観戦しました。 4位入賞の及川選手、おめでとうございます。「第3の男」などと言われて目立たぬ存在だったかもしれませんが、本当に健闘しましたね。試合後の笑顔が爽やかでした。
私が個人的に応援しているカナダのウォザースプーン選手も結局いい結果が出せませんでした。いつもメダルの有力候補と言われながら結果がついてこない悲運のヒーロー・・・ それでもその頑張りに拍手を送りたい。
「自然が大好きで田舎でのんびり過ごすのが好き」と言っていたウォザースプーン・・・「年老いても清水とスケートをやっていたりしたら面白いな・・・」といつかインタビューで言っていました。宿命のライバルがそんな風に友情を育んだりしていたら素敵でしょうね。
さてさて、昨夜試合が終わったのは深夜3時半! あ〜〜今日は寝不足で元気のでない私なのでした〜 トリノ開催期間は日本全国寝不足の方がいっぱいなのでしょうね!
2006-02-11
トリノオリンピック始まりました〜!
いよいよトリノ、始まりましたね! 開会式、みなさまご覧になったでしょうか。私は3時頃まで起きていたのですが敢え無くダウン。考えてみれば早く寝て4時起きすれば良かったんだ〜と思いつきましたが後の祭りです。で、今日の午後BSで開会式を観ました。フェラーリあり、バレーダンスありで立派な祭典でした。懐かしいソフィア・ローレンが出ていたり、小野ヨーコさんが平和を訴えていたりしたのが印象的でした。みなさまはどのようにご覧になったでしょうか。
さて、本日競技のほうはノルディックなどが早速始まっています。これから閉会式までの16日間がとても楽しみですね。さあ、頑張って観戦しましょ♪
ところでもう一つのオリンピック、「鳥のオリンピック」のほうは10日0時にエントリー締め切りとなりました。その後開催者mayumiさんが「With Love Birds」のサイト内に立派な選手の アップ集 を作ってくださいました。たくさんの可愛い選手達の好演技、珍演技(?!)ありで、見ていてとても楽しく幸せな気分になります。団体・ペア部門のほうは予選はなし。締め切りも2月16日0時までに延長されました。たくさんの小鳥飼いのみなさん、トリノの記念に挑戦してみてはいかがですか?!
2006-02-08
博士の愛した数式
千葉に住む姉と先日観て参りました。 千葉と横浜(のはじっこ)の中間ぐらい?ということで、場所は川崎のチネ・チッタに決定。 JR川崎駅・・・久しぶり〜に降り立ちました。開発が進み随分ときれいで近代的になりましたね。すっかりおしゃれな街です。昔のイメージが払拭されました。
チネ・チッタはエンタテイメントの街、ラ・チッタデッラの中にあります。イタリアの丘陵に造られた町、ヒルタウンをモチーフにしたラ・チッタデッラ・・・ヨーロッパを思わせる石畳の小道を歩いていると、ここが川崎だということをしばし忘れてしまいます。 最近の映画館や娯楽施設は趣向の凝らした素敵なものが多いですね。ちょっぴり感心です。
原作が大評判のこの映画を楽しみにしていました。映画を観る事にしていましたので敢えて原作は読んでいきませんでした。
映画の中にたくさん出てくる数字や数式・・・なんだか数学のお勉強をしているようでちょっぴりおかしい。そして数字の持つ不思議な世界にも目を見張る思い。そんな数字の世界を真摯に愛する博士、そして博士の世話を任された家政婦の女性とその10歳になる息子ルート、この3人は不思議な交流で絆を深めていきます。
考えてみればとっても現実離れしているお話ではありますが、心にじわ〜んとくる切なさや感動があります。主演、寺尾 聰さんの演技はときにはユーモラスでときにはリアル。渋みを増した最近の演技には注目していましたのでとってもよかった。そしてルートを演じた吉岡 秀隆クンの演技、こちらも秀逸。抑えた表情の中で博士や数字に対する諸々の感情を表現していて光っています。思い出を語るルートの顔を見ているとなぜか胸がじーんと熱くなります。決して押し付けがましくない表現にかえって感じるものがいっぱい。さすが「北の国・・」の名子役ですね。
寺尾 聰さんも原作は読まずに演じるそうです。 「原作を読むとプラスも多いが想像力が限定されることもある。特に博士の場合は周囲には到底いない人物なので、自分で創造する楽しさがあった・・・」とコメントされています。また黒板に書く数字の字も、自分の字ではなく役のために作り出したそう。「なにかに秀でた人の字というのは、きれいというよりは個性的」(コメントより)。父親であられる宇野重吉さんにきていた松本清張さんの手紙の字なども参考にされたそうです。俳優さんの役に対する思い入れや努力に脱帽!ですね。
映画館で映画を鑑賞するのは何だか久しぶり。いつもはレンタルビデオでお手軽に済ませてしまっています。リアルな音声、大画面に映る美しい映像・・・映画はやはり映画館で観ると臨場感が違いますね。また機会を見つけて映画館に足を運びたいと思います。
2006-02-03
節分の日
今日は陽射しに恵まれた暖かい一日でしたね。 日中は重いコートを脱ぎすてて軽やかなジャケットで歩く女性の姿もちらほらと見られました。ああ〜、春が来るのもそんな遠い日ではないのだなあ・・・と感じる瞬間です。暦の上では明日は立春。まだまだ寒い日もあるでしょうが、春の足音もしっかりと聞こえてきた今日この頃です。
さて今日は節分。節分とは今では一般的に立春の前日を指しますが、、もとは立春、立夏、立秋、立冬の前日のことで、季節の変わり目を意味したそうです。このブログでも取り上げましたが、関西地方の風習であった太巻き丸かぶり「恵方巻き」がコンビニの陰謀で(?)数年前から大々的に売り出されるようになりました。昨日の朝日新聞でも「鬼びっくり!?熱い商戦」と題して熱を帯びた節分商戦についての記事がありましたが、今日のコンビニ、スーパーは「恵方巻き」大売出しでそれこそ熱気を帯びていました。今年は昨年に比べ一層目立ったように思います。商魂のたくましさを感じてしまいますが、それによって冷え切った消費が少しでも活性化して日本経済が上向いていくのであればそれもまたいいのかもしれませんね。
さてさてそんな節分の日、みなさんのお宅では「恵方巻き」、お召し上がりになったでしょうか? 豆まきはなさいましたか?豆を年齢の数だけ食べると言う説と、年齢+1個を食べると言う説があるそうですが、いくつ召し上がられましたか?
近頃は無病息災を祈って節分当日に食べる風習があるという、「節分そば」もあるそうです。きっとそれぞれのご家庭にそれぞれの節分の形があるのでしょうね。なにはともあれ伝統行事が大事にされるのはいいこと・・・後世の子供達にしっかりと受け継がれていくといいですね!
2006-01-30
毎日モーツァルト♪
昨日のこと、NHKの宣伝で「毎日モーツァルト」というミニ番組があることを知りました。毎日10分ほどの短い時間でモーツァルトの曲を1日1曲ずつ紹介するそうです。お誕生日の27日直後からほぼ1年にわたって番組は続くそう。モーツァルトの名曲に触れられるだけでなく、その人となりも紹介されるそうです。
この番組を継続して見れば、モーツァルトの誕生から死まで、波乱に満ちた35年の生涯と芸術的深化を、自然にたどることができるという趣向を凝らしたミニ番組。先日から話題にしていたモーツァルトですので、「観てみようかなあ・・・」という気にさせられました。モーツァルトが好き・・・というわけではないのですが、こんな小さなとっかかりで興味が広がり、「好き」に発展できれば幸せですよね!
予約録画にしておいて、仕事から帰ったら10分間名曲を聴き、至福のときを過ごす・・・なんてちょっと優雅なことを考えてひとり楽しくなっています。ナレーターは山本耕史さん。面白いエピソードがあったらまた皆さまにもご報告したいと思います♪
興味のある方は NHK・BS HP までどうぞ!
2006-01-27
モーツァルトのお誕生日!
今日は寒さもゆるみ、日差しの温かい穏やかな一日でした。仕事で外を移動することの多い私にとってはお天気はとても気になる要素です。週間予報や前日の予報などを真剣にチェックします。台風やこの間のような大雪のときなどはとても大変。ですから今日のような穏やかなお天気はとってもありがたいのです。
さてさて、今日仕事での移動の車中、ラジオでこんな話を聞きました。本日1月27日はモーツァルトのお誕生日なのだそうです。モーツァルト・・・先日「オルガン1ドルコンサート」でモーツアルトの曲を聴きこのブログでも話題にしたばかりです。フッと興味が引き寄せられました。
幼い頃より才能を発揮し、「神童」として名高いモーツァルト・・一体どんな人だったのでしょう・・・。映画「アマデウス」をご覧の方ならその人となりをよくご存知かもしれません。かなりユニークなお人柄だったようですよ。
モーツァルトの幼い頃からの口癖は「ボクのこと好き?」。 これを会う人会う人ごとに聞いたそうな。強烈な自己愛と自己顕示欲を持った天才だったのですね。某宮殿で転んだときに助け起こしてくれたマリー・アントワネットにも同様に聞き、一目惚れをしたのでしょうか、結婚まで申し込んだそうなのです。この時なんとまだ7歳だったというのですから驚きです(このおませさん!)。
成長した後の語録にも驚くようなお言葉が残されています。 「戯れた女性すべてと結婚しなければならないとしたら、250回はしているだろう」・・・・・。光源氏も真っ青な好色振りですねえ〜。
そんなアマデウス・モーツァルト、残した楽曲の数は正確には分からないそうです(700曲以上との説)。すべての曲は人に請われて次から次へと、謂わばお金のために生み出されたようなのですが、1曲だけ彼がお金のためではなくある人のために自分から作った曲があるそうです。それは、「アベ・ベルム・コルプス」。有名な曲ですからどなたでもきっと一度は耳にしたことがあるでしょう。この曲は当時病床にあった妻コンスタンツェを看病してくれた女性に捧げた曲なのだとか。優しさと慈愛に溢れた美しい曲です(今日のラジオからもこの曲が流れましたが、うっとりと聞き入ってしまいました)。
モーツァルトは35歳の若さでこの世を去ります。妻コンスタンツェは病床にあってその最期に立ち会っていないため、どこに埋葬されたかもいまだはっきりしないといいます。謎の多い人物です。
ところでモーツァルトの死後100年近くたってのことですが、植物学者のケッヘルがモーツァルトの曲を整理・分類しました。そのことによりようやくモーツァルトの生涯の全体像が理解できるようになったといいます。今、モーツァルトの作品番号に「K」とつくのは、このケッヘルを表しているそうですよ♪
今年はモーツアルト生誕250年に当たる年でして、年間を通じて各種イベントが予定されているそうです。東京ではゴールデン・ウィークに「モーツァルト・フェスティバル」と銘打ってコンサートが開催されます。このコンサートでは曲ごとにチケットを売るそうですよ。好きな曲だけを聴くことができるという今までにない面白い試みですよね。
普段はあまり聴かないクラシックですが、なんだかゆっくりと聴いてみたくなりました。
2006-01-25
1ドルコンサートでお得な気分!
今日は横浜・桜木町にある横浜みなとみらい大ホールにて開催された「オルガン1ドルコンサート」に行って参りました。
「1ドルコンサート」って何?お誘い頂いたときは???でした。これは桜木町のみなとみらい大ホールで毎月第4水曜日に開催されるパイプオルガンのコンサートなのです。入場料はたった100円。もちろん1ドルでお支払いいただいてもOKです(ちょっとお得でしょ!? )。12時から13時のお昼休みの時間帯に、立派なパイプオルガンの音色が気軽に楽しめるコンサートとして、2006年6月には100回目を迎えた異色のコンサートなのです!
普段はパイプオルガンなんて中々聴く機会がありません。今日の日を楽しみにしていた私です。お友達と総勢6名でオルガンの調べに酔いしれてきました。曲目はモーツアルト中心。モーツアルトって鍵盤楽器の名人だったんですって。パイプオルガンも上手だったみたいで、1779年には宮廷オルガン奏者に任命されているそうなんです。
オルガンの調べはとっても心地よくちょっぴり眠気も呼び起こされ、お昼のひとときは穏やかに流れていきました。
演奏会も終わってさあ次はランチです!今日はコンチネンタルホテルのランチバイキングに。演奏会の間中お腹がぐるる・・・と鳴っていましたので「食べるぞ〜」と張り切って乗り込みました。普段は粗食のランチですのに、今日はたっぷりとたくさんの種類のお料理を楽しめて、幸せいっぱい、お腹もいっぱ〜い♪ケーキも数種類を欲張って食べてしまい、最後は胸まで一杯になってしまった私なのでした〜。お友達との会話もはずんで楽しい一日を過ごしました。
2006-01-22
大雪の日!
昨日は予報通りの大雪。 朝からしっかりと降っています。「こりゃ通勤に車はダメだわ〜」ということで、電車とバスと歩きで会社に行きました。いつもなら30分のところ1時間かかりました〜。
会社から仕事先の現場までは社用車です。いつもは軽なのですが、この日はマーク2。行きは男性社員Aさんと一緒でしたからAさんの運転です。あ〜、良かった〜。
高速道路はチェーン規制が出ていました。料金所の路肩にはチェーンを取り付けている車の姿がちらほら。私たちはしっかりと装着してきましたから安心です。ところがAさんはチェーンを付けたマーク2を60キロの速度で走らせています。ちょっとスピード出しすぎなのじゃ??と不安な私。「雪道運転慣れてるんですか?」と聞いてみました。すると「全然。チェーンも付けられない」とのお答え。
・・・・・・・大丈夫かしら・・・。
車はがちゃがちゃとうるさい音をさせて走り(耳が痛くなってしまった・・・)、無事に目的地のインターまで来ました。ところが料金所を出て細いくねくねとした道を下っているとき突然Aさんの握るハンドルが雪にとられました。マーク2は右に行ったり、左に行ったり! 「キャーキャーー!」と私。「オーウォーー」とAさん。久々にジェットコースターに乗ったような気分になりました。車はすんでのところで軌道に戻りました。あ〜〜死ぬかと思った。冷や汗ものです。
「そんなにスピード出してないのに、雪はやっぱり怖いなあ」とAさん。 「充分にスピード出ていたと思うけど・・・」と心の中で呟く私・・・。
「こんな日はもっとスピードを落として慎重な運転をすべきでしょう!」と内心腹が立ちました。帰りはAさんは別の社員の車で帰り、私はこのマーク2を一人運転して帰ることになりました。「あ〜良かった!自分の運転のほうがよっぽど安心だわ!」と内心ほっとした私ですが、「お疲れ様でした。運転ありがとうございましたー」と、そんなことはおくびにも出さずに笑顔で挨拶しました(^^;)
とにかく雪道は怖いですね。雪に慣れていない地域の人間ならなおさらです。 この日の仕事は雪の影響もあっていつもより時間がかかり、自宅に着いたのは夜の7時半。でも無事にうちにたどり着けてよかった!と胸をなでおろした私なのでした。
あ、それから前日買った雪用の靴は快適でした。滑らずしっかりと歩けて良かったですよ〜
2006-01-20
明日に備えて・・・
明日は関東平野部でも積雪があるという予報です。 いよいよ来ました〜!はあー・・・とため息ひとつ。
雪は大好きなんですけれども、なにせお仕事に行かねばなりませんので「好き」とばかりも言っていられませぬ。通勤も朝からひどい降りなら電車とバスになります。雪用の靴は昨冬駄目にしてしまいました。明日までにちゃんとした靴を用意せねば・・・。
そして会社からは社用車を使って現場まで行かなければいけません。チェーンを巻くのか巻かないのかの判断は難しいのです。 昨冬大晦日は大雪でチェーンを巻いて社を出ました。「行きはよいよい帰りはこわい・・・」ではありませんが、帰りの雪がやんで溶けた高速道路をチェーンで走行するのには冷や汗が出ました。周りの車はびゅんびゅんとばしています。私だけが、がっちゃんこ、がっちゃんこ、とノロノロ走行。後ろの車にパッシングされようが、わが道を行く・・・で押し通しましたが。チェーンぐらい自分で外せないといけないのでしょうが、ケチなわが社のチェーンは恐ろしく旧式で私の手には負えません。
あ〜あ、明日が怖いです。あんまりひどい降りになりませんように・・・。
今日は寒い一日でしたが、良いお天気。明日に備えて雪用の靴を買いに出ました。 あちこち探すのは面倒くさい・・・街道沿いにある靴の量販店で何でもいいから買ってしまおうと思いました。
お店で防水加工の施された、雪対策用の滑りづらい底の靴を見つけました。カプサイシン入りであったか効果もあるとか。お値段も4千円弱とお手ごろでした。よ〜し!これでいいやー!と即購入。あー、いいのがあって良かった良かった。本当に良かったのかは明日雪が降って実際に履いてみなければ分かりませんがー。
それからお店の対応も良かったですよ。店頭に並んでいた商品でしたので、ブラシでササッと表と裏の汚れを取り除いてくれて、値札やタグなども取った状態で引き渡してくれたのでした。以前この店はそんなことはしていなかったので、ちょっと見直しました。「気持ちいい対応だなあ・・・」とお店に対する高感度もアップ。商売はこうした小さなことでお客さんが付いたり離れたりします。気持ちの良い対応ができるお店はやはり”いいお店”。きっとお客さんもつくというものでしょう。
それから残り少なくなった灯油も買いました。寒い日は一日で給油となってしまいます。大雪になれば買いに行こうにも行けません。今日のうちです。重くっていつもは男組にお任せの灯油買いですが、仕方ありません。「よっこらしょ」と言いながら持ち上げました。「よっこらしょ」という掛け声は腰にいいそうな(ホントかな?)。
それにしてもここ最近の灯油の高値はすごいですねえ〜!家計ににずしりと響きます。 地球のエネルギー資源である石油がいつか底尽きることがあるのかしら・・・なんて心配もちょっぴり頭をかすめる今日この頃です。
昨日(6日)は暖かい一日でした。東京では最高気温が4月中旬並みの17・6度を記録したそうですが、この時期特有の春の嵐も吹き荒れました。 気象庁は6日、関東地方で春一番が吹いたと発表・・・昨年より11日遅かったそうです。洗濯物が吹っ飛んでしまったり、花粉が大飛来したり・・・春の嵐は季節の移り変わりを感じさせるものではありますが、実生活ではうっとうしいものがあります。
そしてこの春一番とともにやって来るやっかい者クンに「黄砂」があります。黄砂は、主として乾燥地帯(ゴビ砂漠、タクラマカン砂漠など)や黄土地帯で強風により吹き上げられた多量の砂塵が上空の風に運ばれて日本、韓国、中国などに降下する現象をいいますが、濃度が濃い場合は天空が黄褐色となることもあるそう・・・。よく車が真黄色に染まるなんていいますが、この黄砂、汚染物質も運ばれて健康への影響が懸念されたりと近年深刻な環境問題となっているようです。
ところで「黄砂」というと、私は以前に読んだ新聞の投書を思い出します。
それは戦時中中国で弟を亡くされた方からのものでした。弟さんの亡骸はすさまじい戦況のなか手厚く葬ることはもちろん出来ず、已む無く移動の道々木の根元に葬ったといいます。この方の母は終生そのことを悔やみ気にかけていたそうです。
今気象現象のひとつとして問題になっている黄砂ですが、この方にとっては日本に帰りたかった弟が一年に一回大陸の風に乗って母や姉のいるこの地に帰ってくるように思えてならない・・・細かいところは忘れてしまったのですが、そういった内容の投書でした。 ああ、やっかい者の黄砂も見る目が変われば愛しい存在にすらなるのだなあ・・・そう思い強い感銘を受たのを覚えています。
この時期春の嵐が吹き荒れると、そんなお話を思い出してちょっぴり切なくなったりする私です。