2008-03
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2008-03-30
愛は育つ
ポスト @ 16:56:51 | 01.全て,03.インコの部屋
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すっかりご無沙汰しているうちに春になりました。 空調の整った部屋に住む生き物には季節の移り変わりは感じ取りづらいものなのでしょうが、むくむくとしたこの春の鼓動にインコたちも心なしか体が弾み、心も浮き立っているように感じられる昨今です。
我が家の鳥〜ズ、そんなこんなでとっても元気です。もうすぐ9歳を迎える最年長のセキセイ・ピーは相変わらずのマイペースで鳥生を楽しんでいる様子。
4歳半とまだまだ若いはずのこざくら・ルチノ―こちらも相変わらずのマイペース。もうすっかり隠居を決め込んでいる風情で、「あたしゃ、春になってもぬくぬくしてたいのよー」とばかりに暖を求めて日々を過ごしています。
一方の1歳半若鳥さくらはその体力・パワーを持て余すように、きゃっきゃと元気にはしゃぎまわっているのですが、どの子もその相手にはなれず(というか、ならず!ですね)、その元気は悲しく一人から回り―。人間の手でぬくぬくと安らぐルチノちゃんの周りを右往左往した挙句、やがては疲れてしまいこちらも結局人の手にかきかきされてまどろむ時間を楽しんでいるようです。
幼児?の頃はスーパーガブ子で困ったチャンのさくらでしたが、最近では甘噛みもマスターし、人との共生もすっかり軌道に乗った感があります。また、知力の方も発達し、物心ついた子供のように人の顔をよく見分けるようになりました。内弁慶のさくらは家族以外の人間はからきしダメで、階下の私の母ですら「キキーッ!!」と警戒信号を発し逃げ惑う始末です。母の手にそっと乗せてあげようとすると、そこは手乗りですから恐る恐る乗ろうとはするのですが、それも片足のみで止まってしまい、どうしてももう一方の足を乗せることが出来ません。その様子が何とも滑稽で可愛らしく、いつも大笑いして楽しませてもらう人間達です。
情緒の方も1歳を過ぎた頃からすこぶる育ってきたように思います。家族が帰って来たりすると、からだ一杯に喜びを表わして超ダッシュで飛んでくる・・・。「チャクちゃん!(さくらの愛称)」と呼ぶと、「クチュッ♪」と愛のこもった甘い声で応えて顔を寄せてくる・・・等々、その愛らしい様子に接する人間の愛情も日増しに大きく深くなっていきます。
「愛は初めから存在するものにあらず。育っていくものである」ということを、インコ達との生活を通して日々実感している私たちです。