2008-05
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2008-05-11
愛鳥週間に寄せて
ポスト @ 14:02:49 | 01.全て,03.インコの部屋
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今週は愛鳥週間だそうですね! 野鳥愛護の為に設けられたこの「バードウィーク」は、1947年にスタートした古い制度なのだそうですが、長年愛鳥家と自負してきたこのわたくし、お恥ずかしながらそのような週が設けられていることをよく存じ上げてはいませんでした〜(^^;)対象は野鳥ということだそうですが、TVでそんなこんなが紹介されるのはコンパニオンバードと暮らす者にとっても嬉しい限りでございます。
さて、そんなわたくしなのですが、今年に入って仕事の勤務形態が変わって出勤日数、時間が大幅に増え少々疲れ気味でございます。必然小鳥達には長時間に亘る留守番を強いているわけですが、人間が居なければ居ないでケージから出たいという気持ちもそんなには起こらないようでして、小鳥達は長き時間を大人しくひっそりと過ごしているようでございます。出勤前のわずか15分ほどの朝の放鳥は、慌しいながら彼らの心を少なからず満たしてくれるようで、夕刻までの時間をケージの中のそれぞれのお気に入りの場所で人間達の帰りをじっと待っていてくれる彼らです。
さて、そんな小鳥達に驚かされていることがひとつあります。さくらが帰宅時に「おかえり♪」の声をかけてくれることなんです。
我が家の玄関は一階にあり、小鳥達の居るリビングは二階なので空間的距離はそれなりにあるのですが、外から鍵を開ける「ガチャッ」という音をさくらはいち早く聞きつけ、「ピピッ!」という声で素早い反応をみせるのです。恐らくはその直前までぼ〜っとしていたであろうのに、人間の帰宅の気配を敏感にキャッチするその耳の良さ、感受性の鋭さには脱帽です。さくらの喜々とした表情が目に浮かぶようです。この「おかえり♪」の声に迎えられ、毎日家の敷居を跨ぐ人間は、それだけで疲れが癒される思いがいたします。
思い起こせばルチノちゃんも昔はそうでした。が、若年寄となった今、すっかり落ち着いてしまい、二階に上がってきた人間の姿をじーっと横目で確認するのみ。いたってクールな反応です。
けれども若いさくらは違います。家人が誰であっても外から帰ってきた人を大歓迎するさくら―。人の気配があるとリビングドアに一目散にダッシュしていそいそと待ち受けるその姿はまるで忠犬ハチ公みたい!帰宅した家族の肩にいち早く止まり、顔を覗き込んだり頬を軽く噛んでみたりと豊かな愛情をからだ一杯に表現します。「遅かったね!待ってたんだよ!」と言わんばかりのその様子には「これが本当に鳥なのかしら〜」と驚きを感じるほど!
小さな身体、小さな脳を持ったこの生き物の、まこと豊かな情緒に毎度感動を覚える人間たちなのです。