2007-06-15
ブライアン・鳥のセミナー
ポスト @ 17:42:15 | 01.全て,03.インコの部屋
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(前回の「さくらの里帰り」の続きです)
6月3日、さくらをまこ蛙さんのお宅に預け、人間達は移動。まこ蛙さん、kuraさん、わたくしの3名は近くの大田区産業プラザで開催される「ブライアン・鳥のセミナー」会場へと向かいました。
このセミナーはまこ蛙さんが「自宅の近くでいいセミナーが開催されるよ!」と誘ってくださり、こんぱまるさんでまとめてチケットを取ってくださったのでした(まこ蛙さん、ありがとう〜〜)。鳥関係のセミナーに出席するのは初めてのわたくし・・わくわく・どきどき、期待に胸が膨らみます。
さて、「ブライアン・鳥のセミナー」ですが、これはアメリカの鳥専門医であるブライアン・L・スピヤーさんを講師として招き、獣医師、ブリーダー、ショップ、鳥の飼い主などすべての鳥を囲む関係者を対象として開催された異色のセミナーです。鳥の飼育管理、疾病等における正確な知識・技術の向上を目指したこのセミナー・・・まずは会場の様子をちらっとご覧くださいませ〜。
講義はブライアン先生がスライドを使って英語で話され、それを通訳の方が順次訳すという方法で行なわれました。このセミナーは東京会場で2日間、他に横浜・大阪でも開かれたようですが、内容はそれぞれ異なるようです。東京会場1日目は、「鳥の身体検査」という講義内容で、気道確保の方法など、かなり専門的なお話もあったようです(kuraさん談)。
私の参加した東京会場2日目は、ヨーロッパ・アメリカにおける飼い鳥の歴史、鳥と獣医学、飼育環境、食餌、クリッピングなどについての講義でした。毛引きについての講義が予定されていたのですが、変わってしまったようなのがちょっと残念でした(我が家には毛引きの子がいますので・・・)。
そんなこんなではありましたが、獣医師、鳥関係者が一堂に会したアカデミックな雰囲気の中、久しぶりにお勉強したわたくし・・大変有意義なひと時を過ごすことができました。中でも嬉しかったのは、たくさんの鳥の著書をお持ちの磯崎哲也先生がいらっしゃっていたことです。磯崎先生は講義の締めくくりの言葉を述べられ、ブライアン先生と参加者達との”じゃんけんゲーム”を指揮され楽しく盛り上げてくださいました。いつもご本は拝見しているのですが、こんなに楽しく親しみやすい方だったとは〜!これには感激でございました♪
セミナー終了後に懇親会もあったのですが、こちらは時間の関係で参加せず、まこ蛙邸にさくらを迎えに戻りました。さくら、狭い移動用のケージでしたが大人しく待っていてくれたようです(^^)。帰りの電車の中でもじっといい子にしていたさくら・・・覆いをめくって様子をうかがうとしっかり目が合い、「ピチッ!」と応えてくれる可愛いさくらなのでした。
さてさて、おうちに帰るとすっかりいつもの暴れん坊将軍に戻ったさくら・・・狭いケージや緊張から解放されたのでしょう、部屋中をびゅんびゅんと飛び回っています。一日離れていたルチノちゃんが恋しいのか、強引な求愛も〜。でも、こうしてみると中々仲良しの二人なのでした。ルチノの方もさくらのいない間し〜んと元気の無い様子だったそうですから、二人は案外いいコンビなのかもしれませんね!