こざくら日和 : 過去ログ : 2007-08-09

2007-08-09

傘寿のお祝い

ポスト @ 16:18:30 | 01.全て,07.マイ・キッチン

先月28日は父の誕生日でした。父は今年で80歳。年の始めに足腰を痛めて一時は歩行もままならぬ時期もあったのですが、本人のリハビリに対する熱意と努力、母の大いなる協力もあって無事に回復することができました。若々しく溌剌とした父は見た目にはとても80歳には見えません。これからも元気で心穏やかな日々を過ごしてほしいと願っています。

さて、恒例なのですが、先日我が家で父の傘寿のお祝いをしました。お酒が大好きな父ですが、体調を気遣ってまだ本格的には飲むことができません(でも、ちょっと飲みましたよ^^;)。そこでお料理は、酒の肴にもおかずにもよく、さらにはシルバー向きの食べやすいメニューで考えてみました。

うなぎと豆腐の蒸し焼き

しっかりと水切りをして下味、片栗粉をまぶした豆腐をこんがりと焼き、細切りにしたうなぎのかば焼きをのせて5~6分蒸すだけの簡単料理!仕上げにかば焼きのたれをかけ、みょうがを天盛りにします。みょうがの風味が夏向きでさわやか!栄養があって柔らかいのでシルバー向きの料理かな。たれを醤油に変えるとさっぱりとしたお味になり、これもまた美味しいです。

豚肉とズッキーニのワイン蒸し

縦に薄切りにしたズッキーニと、塩コショウを振った豚薄切り肉を交互に重ね、オリーブ油を熱したフライパンで焼きます。焼き色がついたら白ワインを加えて蓋をし、7〜8分蒸し焼きにして取り出します。フライパンに残った蒸し汁を煮詰め、粒マスタードを溶かして煮立て塩コショウで味を整えたソースをこれにかけ、イタリアンパセリをちらします。ボリュームがあって、こちらも簡単料理!マスタードの酸味が食欲を増進する夏向き料理です。ズッキーニが苦手な方はナスを代用しても美味しいですよ^^)♪

中華風ラタテューユ

材料は牛肉切り落とし、ナス、トマト、きゅうり、長ネギなどの旬の夏野菜。にんにく、生姜を炒め、香りが出たら材料を順次炒めていきます。豆板醤、あわせ調味料(甜麺醤大1、砂糖小2、醤油大2)を加え、水1カップを加えて蓋をし、中火で5〜10分煮ます。最後にトマトを加えて塩コショウで味を整え、再び蓋をして野菜が柔らかくなるまで煮ます。中華風の煮物ですが、トマトを加えることでぐっと夏の趣が出ます。辛いのが苦手な方、年配の方には豆板醤を抜いたり量を加減するといいでしょう。

ライスサラダ

トマトはミニトマトより大きいミディアムの大きさの物を選びます。まずヘタの方をスプーンでくり抜いてカップを作ります。くり抜いた果肉は汁と種を除き荒みじんに切り、玉ねぎのみじん切り(水にさらしてぎゅっと絞る)、5ミリ角に切ったきゅうり、さましたご飯少々、スイートコーン、ツナフレークとともにボウルに入れ、オリーブ油(大1)、塩コショウ、ケチャップ(小2)、レモン汁(大1)、タバスコ(少々)を加えてさっくりと混ぜます。この具をトマトのカップに詰めて器に盛ります。ライスを入れることによってボリュームが出ますが、サラダ感覚のライトなものにしたかったら、ライスを抜くと軽くて爽やかです。ちなみにタバスコは年配向きではないので今回加えませんでしたが、若い方にはピリッと引き締まっていいでしょう。彩りが綺麗で可愛いパーティー向きのサラダです。

前回に引き続き、今回も次男がトマトに具を詰めたり盛り付けたりなどを担当してくれました。腰が重くて普段は手伝いも中々しない次男ですが、料理の盛り付けはアート感覚があって好きみたい。どんな主婦でもパーティー料理を作るのは大変です(まして、わたしは〜・・)。そんな時に”ネコの手”ならぬ、”次男の手”は、たとえ非力であってもそれなりに助かる頼もしい”手”なのでした〜 (Smile)