こざくら日和 : 過去ログ : 2006-12-13

2006-12-13

健康優良児

ポスト @ 16:32:57 | 01.全て,03.インコの部屋

12月の声を聞くと、さあ、忘年会シーズンの到来です! 数十年も生きているとそれなりのしがらみもあり、お付き合いの場も多くなるのが世の常でございます。当「こざくら日和」管理人も例外ではなく、数回続いた忘年会で胃腸と身体の疲れを感じつつ、それでも日々、つつがなく過ごしている今日この頃です。

生きていま、ここにあること・・・
小さな幸せをかみしめる日々のあること・・・

一年の終わりに、縁あって繋がりのある方々とこうしたことを確認し、喜び合うのが忘年会のもうひとつの意味でしょうか・・・。そう思うとこんな機会も何だか貴重なものにさえ感じます。お付き合いで出ざるを得ない会も、そんな気持ちで臨めたらいいなと感じる昨今です。

さて、そんなこんなで少し疲れ気味の管理人ではございますが、小鳥達は変わらず、寒さ厳しくなった冬の日を元気いっぱいに過ごしております。

特に生後4ヶ月になるさくらのパワーには目を見張るものがあります。好き嫌いもなく何でも食べ、食欲も旺盛なさくらちゃん・・・ひとり餌になった頃は50g前後だった体重も少しずつ増え、昨日はとうとう56gに〜!いつも48〜50gを保っているルチノちゃんより一回り大きく見えます。ずっしりとした重量感を感じさせる健康優良児、さくらです。

  ☆  
野菜は何でもひと通り食べるさくらちゃん。本当は遊び物になっている感もあって、一日の終わりにはもうぼろぼろ〜(^_^;)今日はブロッコリー。遊んでいるうちに、少しはお口に入ってくれるでしょう。

  ☆  
洋服などに潜るのも好きな”もぐりインコ”―さくらです。洗濯ネットも大好き。潜入捜査に余念のない新米デカ(のつもり(Tongue))です。

  ☆  
長男の肩に止まる2羽です。次男に丸めたティッシュで玉投げをして遊んでもらっています。 投げたティッシュの玉をキャッチしょうと口を開けて構えるさくらです。その仕草が何ともおもしろ可愛い!わんちゃんみたいにキャッチできるといいのにね。さくら!

ちなみに横にいるルチノちゃんもお義理のように若干お口を開けますが、さくらのように活発には反応しません。こちらは最近とみにご隠居化しつつある”爺や”ルチノです (Foot in mouth)

・玉投げでお遊び♪(12/5)

  ☆  
一時期はテントでも寝ていたさくらちゃん。最近のお気に入りの寝場所はココ!!

おもちゃとして与えたマンチボールに片足をかけ、もう片足はケージの網にかけます。この体勢でネンネするのが習慣化しました。さくらはおもちゃ好きなので度々おもちゃを交換していましたが、寝床になってしまったこのおもちゃだけは外せなくなってしまいました。

さて、インコ達の就寝前の儀式は体重測定。これが終わるといよいよネンネだときちんと悟るようです。時にはヒトの裏をかいて逃げ出し暴走もしますが、ケージに入ればとっても素直!すぐにこのおもちゃのところに行って、スタンバイOK!と言わんばかりのさくらです。その従順さはとても可愛く、人間達を和ませます♪

一羽一羽にカバーをかけて、「おやすみ。ゆっくりネンネしてね♪」と声をかける瞬間は、至福のひと時です。賑やかだったインコ達の声も静まり、こうしてわが家の夜の帳が毎夜下りていきます。

母の感慨 vol.2

ポスト @ 16:25:52 | 01.全て,04.日々の徒然

とある冬の日―次男に作ったお弁当。いつもの手抜き弁当である。

★   ☆   ★

ある時長男が言った。

「お弁当はもう終わりなんだよ。」
「えっ、そうなの―!?もう作らなくっていいってこと!?」

それは突然やってきた何の前ぶれもない終わりだった。 高校3年生の長男・・・卒業までの日々は、受験に備えて午前授業になるそうだ。

私の作るお弁当があまり好きではなかった長男。 高校生になってからは、時々カイベンで(コンビニなどで昼食を買うこと)、時々学食、そして時々が弁当持参だった。

―『終わり』って、じゃあ、最後のお弁当を作ったのはいつだったのかしら・・。
―いったいどんなお弁当を作ったんだっけ・・。
終わりなら終わりだって、ちゃんと言ってくれればいいのに。
最後って分かっていたら、もっとリキ入れて作ったのに!

思えば、幼稚園年中の時から高校3年生までの(小学校は給食だったけれど)14年間の弁当作りだった。 「ああ、嫌だ。ああ、面倒くさい」とぼやきつつも、せっせと作り続けた14年間であった。

―そう、終わりなんだ。これでラクになるね―

そう思いつつも、一抹のさみしさを感じるのは何故だろう・・・。

最後くらいは教えてほしかったな。
もっと豪華なお弁当を作ってあげたかったのにな。

キッチンの片隅、気の抜けた母は一人ぽつんと佇み14年の歳月を思った。

長かったな・・・いや、短かったかな。