2008-06-25
もやしもん
ポスト @ 17:23:14 | 01.全て,05.読書の小部屋
季節のお飾り
ポスト @ 17:23:02 | 01.全て,06.私のお気に入り
我が家の鳥ちゃんラックです。
飾り棚のない我が家で唯一好きな小物をコーディネートできるコーナーです。私はこの一角に季節の小物を飾っています。
一月にはお正月のお飾り、二月には節分の、三月にはひな祭り、四月には桜を思わせるもの・・といった具合。このコーナーを眺めつつ季節の移り変わりを実感し、日々を愛でる気持ちを楽しんでいます。
さて、六月は梅雨の季節。一番に思い浮かぶのは雨に濡れてしっとりとした情感を漂わすあじさいでしょうか。もちろん外で見るあじさいが一番なのですが、おうちのなかでも少しでもその雰囲気を出せたらと、こんな飾りをあしらってみました。
このお飾りは全て和紙で作られています。 「めでたや」 さんというお店の作品で、私は最近こちらのものが好きでよくお飾りに利用しています。デパートでも販売していますし、ネットでも購入できます。季節ごとに新しい作品が出ますが、それを眺めているだけでも楽しい気分になりますよ。
今年度手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞した石川雅之さんの作品です。
菌やウィルスを肉眼で見ることができ、会話もできるという特殊能力を持った主人公の青年の右往左往が、某農業大学を舞台に繰り広げられる異色の学園漫画です。
作品には多くの細菌がとても可愛くデフォルメされて登場します。馴染みの深い白癬菌(水虫)をはじめ、P.アクネス(にきびを作る菌)、M.フルフル(フケの一因)なんて、聞きなれないけれど身近にある菌たちが多々登場し、ちょっぴりお勉強にもなったりします。
実は我が家の長男はこの春から農業系の大学に通う農大生。日々興味深い話を聞かせてもらっています。この間あったテストなんて、20種以上もあるニワトリの鳴き声の聞き分けなんだとか(毎年全問正解する学生はいない難問だそうです)。小耳に挟む話から知る学生生活は、ばりばり文系だったわたしの学生時代とはずいぶん趣を異にする様子。その一端でも知ることができれば〜との母心・・・というよりは単なる覗き見的好奇心でこの漫画を手に取ったのですが〜・・。
結果、う〜ん、中々面白いぞ、農業大学!ちょっと息子を応援したくなりました(そしてちょっと羨ましい感じもしたりして)。この漫画のヒットで、農大を志望する学生も増えたとか。農大生の母としては嬉しい限りです。
ちなみに息子の大学の売店には「コンパニオン・バード」誌も売っているとかっ!これにはちょっとびっくりです(笑)。流石に牛、豚、馬、鶏、エミュー、孔雀などたくさんの動物を抱える大学です。我がコンパニオンバードもしっかりとその範疇に入っているようですね。何だか笑えたり感動したりの農大生の母なのでした