2006-08-25
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八ヶ岳便り 帰宅篇
深夜の高速は渋滞知らず・・・夜が明けきる前には無事に帰宅。朝になって窓を開けるとルチノちゃんの声を聞きつけたピーが階下で鳴き出した。お互いの声が分かるのであろう。2羽は一階と二階とでしきりに鳴きかわす。特に孤独のうちにひとり時を過ごしたであろうピーはよほど嬉しいのか、狂喜して鳴いている。ルチノちゃんが鳴くの止めてもいつまでも鳴いている。なんだかいじらしい・・・。
こちらも胸うるうるさせて、この後に行われるであろう「感激の再会」を期待し、一階の両親宅にピーを迎えに行く。が、想像するようなものもなく、あっさりとしたものであった。お互いの存在を確認すればもうそれでいいのか、それぞれが勝手気儘なことをしている。
この三日間、放鳥なしだったであろうピーは堰が切れたようにケージから飛び出し、外の世界を楽しんでいる。聞けばルチノ不在一日目はしきりに呼び鳴きをしていたそうだ。が、それもその日だけ・・・。翌日からはだんまりを決め込み、ケージのすみでじっと動かぬ子となったそう。ご飯も人の目があると食べず、入れてあげた青菜もほんの一口齧った形跡があるのみ。いつ食べたかも分からぬような状態だったそうだが、元気にしているのだから人の見ていぬところではしっかりと食べていたのであろう。ピーは荒鳥だが、元々神経の太い子だ。どんな時もしっかりと生き抜くに違いない。ご苦労様、ピー!
一方ルチノも帰宅できた喜びと安堵に浸っているよう。八ヶ岳では人の手からしか食べられなかったというのに、帰宅した途端むしゃむしゃとご飯をむさぼっている・・・。なんと現金なことか。それから毛づくろい・・・普段はケージの中、電器の上、ポットの上、鏡の前のロープの上、好きなところでやっていた。ところが山にいる間は自分の居場所が定まらず、引っ付いた人間の(わ・た・し)肩の上、首元でするものだから私は絶えずフケまみれになっていた。帰宅後はリラックスしてどこででも毛づくろいができるようで、もう私はフケまみれになることもなくなった。ほっと胸を撫で下ろす私である。
必然、ねんねの場所も元通り!山では哀れ、テントにしがみつい寝ていたものが、いつもの場所に戻っている・・・。ポン!とスウィッチを入れたようにこれら全てが鮮やかに切り替わった。小鳥にとっていつもの場所、いつものヒト、いつもの日常というものは実に大切なものなのであろう。家に帰って良かった!心底そう思っているに違いない。
しかし今回の旅はこの「箱入り息子」にとってはとてもいい経験となったに違いない。「お出かけ」はひきこもり状態のインコにとっては全てが刺激的・・・。それは「良いストレス」となって小鳥達を刺激する。見たこともない環境は小鳥達に世界が広いこと、大きいことを教え、彼らの視野を広げてくれるであろう。そしてうちに帰ったときに「家族っていいな、うちっていいな」とつくづく感じてくれるに違いない。
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管理人yoshidaさんはわけあって人を恐れるこざくら2羽を引き取った心優しいお方。この2羽の心と身体が癒されていく様は実に感動的!思わず惹きつけられます。
総一さん、ホタルさんは今ではラブバードの名の通りの仲良し夫婦です。そしてもう一羽、そんな夫婦を見つめるぼたんインコの小結ちゃんはロンリーバードな哀愁漂う可愛いぴよちゃん!この3羽の微妙な関係と日常がユニークな文章とともに綴られる、とっても魅力的なHPです。ぜひご覧になってくださいませ!
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