2006-08-05
宋 左近さん
鳥のグリーティング切手
鳥がモチーフになったグリーティング切手を買いました。
お友達のサイトで知り、郵便局に走ったのは10日ほど前。この切手が発売されたのは5月12日でしたから思った通りもう売り切れていました。支局を2つほど回ってみましたが手に入らず局員に聞いてみたところ、「本局ならあるかも〜」ということで、本局の方まで足を伸ばしてみました。
ありました、ありました〜^^
まだ何部か残っているようです。80円切手の「極楽鳥花」シリーズと50円切手の「海と花」シリーズの両方を買うことができました。
このグリーティング切手の特徴はキラキラした特殊印刷であることと("ホットスタンプ"という印刷技術を使っている)、保管や携帯に利用できるケース入りであること(メッセージも書けるのでプレゼントにも最適)、切手のデザインと連動したかわいいシールが付いていること!
切手の原画は永田 萠さんなど現在活躍中の人気イラストレーター・絵本作家らが手掛けています(鳥は村上 勉さん)!夏らしいさわやかなデザインが目を引きます。
ところでこのグリーティング切手を買い求める際、「鳥の記念切手くださ〜い」と言ったところ、対応した局員は???の反応。どうも「夏のグリーティング切手」と言わなければ通じないようでした。
私の頭の中は「鳥、鳥〜」と、すっかり鳥バージョンになっていましたから、この言い方で分かるものと信じきっていたのです。でもよく見ればお花もあり、海もありで鳥ばかりではないのです。視点がずれていると人には正確に伝わらないものですね。そんなことを感じたちょっと苦笑の(!?)一件でした。
ともあれ鳥の切手が手に入りプチ・ハッピーな私♪こういう素敵な情報を教えてくださるサイトのお友達に感謝!感謝!です。
詩人の宋左近さんが6月20日に亡くなりました。87歳でした。
宋さんが鳥好きであることはコンパニオン・バード(No.4)の誌上で知りました。30年ほど前に閉店する小鳥やさんで譲ってもらったというアオボウシインコ(推定年齢40才)の太郎君と3才半になるヨウムの亜加ちゃんとお暮らしでした。
この2羽は宋さんが机に向かっているときも部屋を自由に飛び交い、懐かしい童謡の数々を歌っていたといいます。
「鳥のおしゃべりや歌を聴いていると、なんとなく『神様の声』というのを感じるのですよ。宇宙の、といって良いかもしれませんが、人智を超えた大いなるものの声・・・」と語っておられたのが印象的でした。
この記事からわずか半年後に宋さんが亡くなるなんて信じられない思いでいっぱいです。とてもお元気そうなお姿でしたのに・・・。
30年も連れ添った太郎君はどうしているのでしょうか。突然姿が見えなくなった飼い主を探してはいないでしょうか。それを思うと心が痛みます。鳥が大好きという奥様がいらっしゃいますからこんな心配も杞憂にすぎないとは思いますが・・・。
宋さんのご冥福を心からお祈りいたします。そして太郎君と亜加ちゃんがさみしさを乗り越えて今後も幸せに暮らせるようにとお祈りしたいと思います。
・朝日新聞「惜別」欄に載った宋さんの記事。ここでも太郎君が登場している。『かわいがっていたボウシインコのタローと。人間でいえば80代で、宋さんとほとんど同い年だった』とのコメントがある。