2007-07-16
台風一過の朝に
ポスト @ 11:14:25 | 01.全て,04.日々の徒然
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直撃が心配された台風4号も無事去り、穏やかで平和な朝が訪れました。今朝はまだ雲が多いものの、雲間からは久しぶりに青い空がのぞいています。じめじめとした梅雨空に、湿りがちだった心もカラッと晴れ渡っていくようです。
思うに、お天気と心は密接な関係があるようです。雨続きのどんよりとした梅雨は気分も重くなりがち。飲み水の確保、作物にとっての恵みの雨・・・梅雨も必要な季節であることは重々分かっているのですが、やはりカラッと晴れ渡った天気ほど人間の気持ちを朗らかにさせるものはありません。
突き抜けるような青い空。ぽっかりと浮かぶ白い雲―。大きく息を吸い込むと、身体の中には新鮮な気がたくさん入ってきます。細胞の隅々まで活性化され、気分は瑞々しく潤います。梅雨の谷間のこんな晴天が恋しくなる今日この頃です。
さて、昨日のことですが、仕事上繋がりのあった方が定年退職を迎えられました。しばしばお会いする方ではありませんでしたのに、最後の最後にお会いできたのは本当に幸運でした。
今の会社に入って間がない頃、まだ右も左も分からず心細かった私にその人は声を掛けてくださり、いつも優しい笑顔で包んでくれました。リラックスできるようにとのその配慮にどれだけ救われたことでしょう。お別れを前にしてそのことが改めて懐かしく思い出されてくるのです。
人の笑顔ほど、人の心を癒すものはありません。その方の笑顔が私は大好きでした。もう会えないのかな。ちょっとさみしいですね。
出会いがあって、別れがある―。人生は悲喜こもごも。でも、悠久の歴史から見れば、人間の一生なんて儚いもの。悲しみも喜びも、全てが愛おしく感じられてきます。思い出は、心の中で大切に温めていきたいと思うのです。