カテゴリー : 03.インコの部屋
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2006-01-08
インコ達にテント導入!
年が明けて寒さもひとしきり厳しくなってきましたね。 寒がりん坊のインコ達・・・少しでも温かくくつろいで欲しいと、このたびテントを導入しました。インコズへのお年玉です。
このテントは 「Chapiruru」 のyukkoさんの作品です。 yukkoさんのHPを拝見していて「いいな〜あったかそー♪うちの子にもほしいなあ〜」 とかねてから思っていたのでした。
子供達に見てもらうと「かわいいねー。気持ちよさそうだし。ルチノちゃんたちにあげれば!」とみなの意見は一致。 yukkoさんにお願いしてお取り寄せをしました。
昨日テントは無事に到着。 想像通りの可愛さです。内側はあたたかいフリース、形もとてもキュートでインコ達がこの中でくつろいでいる様子はきっととても愛らしいことでしょう。
さてさてテントと初対面のインコ達の様子です。
まずはルチノちゃん。 テントを一目見て「キャッ!」と言って(そんな感じです)逃げていってしまいました。 見ればそのからだは緊張で細くなり目は大きく見開かれています。 その後テントを近くで見せようとするたびにびびりまくり・・・。 案外肝っ玉が小さいのだなあ・・・とみなで失笑。
次にぴーちゃん。 ケージ内にいるところにテントを設置しました。 するとこちらもかなり狼狽した様子であわててケージから飛び出していきました。 その後エサを食べたくともテントのあるケージにはなかなか戻れないご様子。 しばらくして空腹に耐えかねたのか恐る恐るケージに入っていきました。 びくびくしながらもなんとかお食事。下からテントをチラッチラッと観察する様子はなんとも可愛らしく、見ているこちらも思わず笑みがこぼれてしまいます。
その日は拒否反応を示していたインコ達ですが、夜になると取り合えずテントの存在を容認できた様子です。2羽とも近寄りはしませんが、テントのあるケージでねむねむすることが出来たのでした。
一般にインコ達はみなこわがり。 最初はテントをこわがる子も多いようです。 でも時間をかければ慣れてくれて、なかでくつろいでくれる子も多いとか。
ルチノちゃん達もいつかテントでぬくぬく、まったりとしてくれると嬉しいなあ〜。 そんな「まったり」を発見したらきっと感動するのでしょうね。 みなさまにも朗報をご紹介できるといいのですが
2006-01-05
チコちゃんの命日
本日1月5日はチコちゃんの命日でした。
2004年1月5日落鳥。4年5ヶ月の短い生涯をチコちゃんはケージのなかだけで過ごしました。
チコちゃんはピーちゃんとともにお友達の家で繁殖したひなでした。生後2ヶ月で我が家にやってきた、我が家の鳥サン第1号です。
この2羽は手乗りとして育てられなかったため、人や人の手をとても怖がっていました。 それでもピーちゃんはケージに手を入れたくらいでは動じることはなかったのですが、チコちゃんは本当にこわがりん坊で、手を入れようものなら側面に張り付いたり、バタバタと飛び回ったりで、全く人には懐きませんでした。
そんなチコちゃん・・・亡くなったのは1月5日の深夜だったと記憶しています。 今でもそのときのことは苦い後悔と共にはっきりと覚えているのです。
お正月気分も抜けきらぬ5日深夜・・・寝ているときに「バタバタバターッ!!」という激しい羽音がしました。 私は眠りのまどろみの中、その音に気づきました。夜中に何かに驚いてパニックになるのでしょうか・・・そうしたことが以前にも時々ありました。そんな時はいつも電器をつけてあげます。そうするとパニックはほどなく収まるのです。でもそのときに限って見に行かなかった・・・。「ああ、またいつものあれか・・・」・・・と大した危機感も持たず、見に行ってあげさえしなかったのです。そうこうする内に静かになり、私は朝までチコちゃんの異変に気づかずにいたのでした。
朝起きてケージを覗くとチコちゃんは糞切りあみのところに倒れていました。 心臓が跳ね上がりました。子供達を呼んで大騒ぎ・・・。でももう後の祭りです。 同じケージの止まり木にピーちゃんがひとりひっそりと止まっているのが何とも寂しげでした。
思えばもう大分前から弱っている気配はあったのです。 昼間でも顔を背中にうずめて眠ってばかり。しかもその体はゆらりゆらりと不安定です。 その頃のチコちゃんは一日の大半を相方ピーちゃんに寄りかかって過ごすようになっていました。
健気だったのはピーチャンです。寄りかかられて重そうにしてはいるのですが、文句も言わず(?)じっと支えてあげていたのでした。
私達はチコちゃんをケージから出し、ティッシュをやわらかく詰めた小箱にそっと安置しました。このとき初めて私達はチコちゃんに触れたのでした。初めて抱っこをしてあげられたのでした。その体はすでに硬くなっていたのですが・・・。
ピーちゃんは何事も無かったかのように平然としています。でも吐き戻しのプレゼントをあげたり、羽づくろいを丁寧にしてあげたりと、この2羽は本当に「おしどり夫婦」でしたのできっとショックを受けていたことでしょう。 まだうちに来たばかりの生後5ヶ月のルチノちゃんは「なんだなんだ?!」といった風情でチコちゃんを覗き込んでいます。まだ「死」というものを知らぬ赤ちゃんでした。
チコちゃんのなきがらはお庭の片隅・・・木と木の間のひっそりと静かなところに埋葬しました。子供達と手を合わせているとき、私はぽたぽたと零れ落ちてくる涙をとめることが出来ませんでした。一生をケージのみで過ごした、その不憫な生涯を思うと無性に悲しかったのです。
もう二度と「かごの鳥」は飼うまい・・・。そのときそう誓ったのでした。
それからはや2年の月日が流れました。 いま私にとって救いとなっているのはピーちゃんの存在です。 ピーちゃんはチコちゃんと同じ境遇にありながら、今ではまがりなりにも外の世界を楽しむ、「手乗りもどきサン」になっています。ピーちゃんが外にでる勇気をもってくれて本当によかった・・・。
どうかチコちゃんの分まで自由を味わってほしい・・・幸せになってほしい・・・。 そう願ってやみません。
佐渡島で飼育されている最後の国産トキであるキンが死亡したというニュースを以前新聞で読みました。
キンは弱っているにもかかわらず、死の直前突然飛翔しケージの扉に激突しました。それが直接の死亡原因になりました。モニターには突然羽ばたいて飛び立つキンの姿が映されていたそうです。推定年齢36才・・・人間にすると100才にはなるというキンは、長くは立っていられず腹ばいがちだったといいます。
本当かどうかは分かりませんが、鳥というものは死の直前、どこにそんな力があるのかと思われるほどの力で突然飛翔するというのです。
キンもそうだったのでしょうか・・・そしてチコちゃんも正にそうだったのかも知れません。 そんな最後の羽ばたきに鳥さんの本能や願望、また悲しみといったものを感じずにはいられません。
お星様になる直前に、元気だった頃の自分・・・力強く羽ばたいていた頃の自分が鮮やかに蘇るのでしょうか・・・☆
2005-12-29
ルチノ日記:みかん、おいしかったよ〜♪
きょうもママが家にいたのでボクはとってもうれしかった。
ママはおきるのが遅くって、もう明るいのになかなかぼくのかごの毛布を取ってくれないんだよ。ボクは待っていられなくって「あけてーあけてー!」って、かごの入り口をカタ〜ンカタ〜ンといわせたんだ。 そうしたらだいぶしてママがやってきて「おはよう〜」って毛布を取ってくれたよ。 「ああ〜ママにあえたー!」ってうれしくてプルプルしちゃった。
朝からママにたくさん甘えたかったんだけど、ママ、忙しそうにあっち行ったりこっち行ったり。窓から外に出るときはボクをつかまえてかごに入れちゃうんだ。 「また外に逃げるといけないからね」ってママは言ってる。 でもボクは外になんかいくつもりはないのにね。ママったら心配しすぎなんだよ。
それからね、今日はみかんを食べさせてもらったよ。 この間から食べさせてもらっているんだけれど、ボクのだいこうぶつなんだあ〜。 あのあまい汁をすうのが好きなんだよね。ホントおいしいよねえ。
あとね、ママが新聞をよんでいるときにじゃまをしておこられたんだよ。 そのときボクはいじけちゃって新聞にもぐっちゃったんだ。 そしたらもぐるのがなんだか楽しくなっちゃって何回ももぐったよ。 これはボクのあたらしい遊びになりそう〜。 おもしろいんだよね。これが。「どこが?」って聞かれもこまるんだけどさ。
それからね。今日は大きいおにいちゃんがおかぜとかいって家にいたよ。 ママは「ルチノちゃんにうつすからそばによるんじゃないの!」っておにいちゃんに 言ってたけど、ボクおにいちゃんの手でちょっねむねむしたんだ〜。 今日はそんな気分でさ。あったかくてきもちよかった。
なんだかうれしいいちにちだったなあ。 おいしいものも食べられて、とってもしあわせいっぱいだったなー♪
2005-12-28
ルチノ日記:たくさんたくさん、あまえたよ〜♪
今日はいちにち楽しかったな〜!ルンルン♪
ママがお仕事お休みとかで家にいたんだ。明日もいるらしいよー。 ママは2連休とか言って喜んでる。でもそれからはまたお仕事らしくって、 なんでも「おおみそか」って言われてる日にも家にいられない〜(T T) って、ママぼやいてるんだ。
このところママはかえりが遅くて、おにいちゃんたちも「ぶかつ」とかでいつもいないんだ。 ママがかえるころはおうちは真っ暗・・・。 ボクは夜だと勘違いしちゃって、「大股開き」のかっこうでもう寝ちゃってるんだ。
そうするとママが「ただいま〜」って言ってボクをかごから出すんだよ。 ボクは眠くて調子がでないんだけど、やっぱり出たくって出ちゃうんだ。 そうしてね、やっと「本格的に遊ぼうかな〜」なんてころに、ママは無情にも「おやすみ〜」 って言って、またボクをかごに入れちゃうんだ。え〜ん・・。
あ〜あ、やんなっちゃう!
そんなで最近「うっぷん」っていうものがたまってたんだ。 でも今日はママがずっといてくれたのでべったりと甘えたんだ〜。
時々おにいちゃんたちが「たまには一緒に遊ぼうよ〜」って言ってボクをママから 引き離したりするんだ。ボクだって遊びたくないわけじゃないんだけれど、どうしたことか、ママのほうにビヨ〜ンって飛んでいっちゃうんだ。まるでママに磁石がついてるみたいにさ。
今日ママはパソコンのお部屋にずっといたよ。 ボク、あそこの部屋はあんまり好きじゃないんだ。だって寒いし、ちょっとこわいし・・・。 でも今日はボク、パソコンのお部屋でもママのそばにずっといたんだ。 だってママのそばが一番おちつくんだもん。 だってママが大好きなんだもん!
2005-12-23
どうしたのかな?ピーちゃん
昨日で学校も終わりいよいよ冬休みに突入です。
しかし子供達は2人とも部活があり、年末年始以外はなんだかんだと忙しいのです。 長男はバドミントン、次男はソフトテニス・・・それぞれこの夏は県大会出場を果たし、今も次の大会に向けて頑張っています。
昨日はお昼で学校の終わった次男が一度帰宅し、お弁当を食べてからまた部活へと再登校。私は仕事で留守をしていたのですが、帰宅すると次男からの手紙がおいてあります。
「ピーちゃんのくちばしが割れていて、少し血が出ているみたい。」 と書いてあり、えっ!とびっくり。
ケージの中のピーちゃんをじっと見つめました。 なにせ手乗りではないので、あまり近くで見つめると怖がってパニックになってしまいます。よく観察することはできませんでしたが、確かにくちばしのはしが少し傷ついていて血のりのようなものがついています。
やがて開けたケージからピーちゃんが外に飛び出しました。 戻るときはまずケージの上に着陸し、くちばしを使って下につたい降りてきて入り口から入る・・・というのがいつものやり方です。 ところが昨夜は中々ケージに戻ってくれません。まだ遊んでいたいのかな?とも思いましたがやっと戻ったときの状況から、どうもくちばしが痛くてつたい降りがしづらいようだと分かりました。
「本当に割れているのかなあ・・・」と半信半疑でしたが、やはりくちばしを痛めたのは事実のようです。
「病院に連れて行ったほうがいいのかしら・・・」と悩みましたが、ピーちゃんの場合は病院行きになると相当怖がらせて負担をかけてしまうことになるでしょう。 ルチノちゃんと差をつけるわけではありませんが、取りあえず元気もあるようだし自然治癒に任せたほうが本人にはいいだろう・・・というみんなの結論に至りました。
このごろ災難続きのインコ達。 早くよくなってちょうだいね。 そして来年はインコ達にとってけがや病気のない幸せな一年になりますように・・・。
ちょっと早いようですが、そう心の中でお祈りしました。
2005-12-20
とほほな発情の日々
「家出」から戻ってきて3ヶ月・・・ ずっと発情させないように努力してきました。 なぜなら、発情は「毛引き」によくない・・・と聞いていましたから。
ルチノの毛引きは首の後ろの筆毛を抜くことなのですが、尾羽の付け根も時々かみかみすることがあり、ティッシュですりすりするとその尾羽のところから血が滲んだりする事もあったのです。
「家出」というショッキングな事件があって、しばらくは発情も忘れているみたいでしたので、これを機会に永遠に忘れてもらおう・・・と遠大なる計画を立てたのでした。
ところが、家での習慣を思い出すに従って発情行動も復活し、しきりに私にお誘いのモーションをかけてくるようになりました。しかしそれを無視することで発情は次第に収まってきていたのです。
吐き戻しも少なくなり、私は落ち着いて新聞を読んだり、自分のことができるようになりました。その分”べったり”が”あっさり”に変わり少し物足りなさもあったのですが、ルチノちゃんに邪魔されることもなくゆったりと時を過ごすことができました。
どころが先日あまりのせつなげなモーションについ負けてしまい、交尾に応じてしまったのです。とほほ・・・。(注)ルチノちゃんの交尾は私が押さえているティッシュで行います。私の補助なしにはやらないのです。
そうしたら、お誘いが日々激しくなってきて私は断りづらくなってしまい・・・(ダメなわたし)。吐き戻しのプレゼントも必死の形相でたっぷり。あっという間に元通り・・・この3ヶ月の努力も水の泡です(涙)。
こうして私のとほほな日々が戻ってきました。
いったいインコの発情って何歳くらいまで続くのでしょうか? 発情に対してどのように対処すればいいのでしょうね。 まだまだ分からないことの多い私なのでした。
2005-12-19
クッキングのお供・ルチノくん
お仕事から帰って、さあ〜夕飯の支度、支度。
忙しそうにする私にべっとりと付きまとうルチノくん。 一日留守番の末やっと会えたことで、甘えたい気持ちが最高潮に高まっている様子です。
お野菜をとんとんと刻むそばにもうろちょろとやってきます。刻んだお野菜のおこぼれにあずかって、ちょこっと栄養補給をしているルチノくんなのでした。
季節の便り・・・ゆずをたくさんいただきました。 早速やってきたルチノくん。 くんくん・・・匂いをかいで、ちょっとかじって、それで終わりです。 ゆずは苦手なのかな?
2005-12-17
おひさしぶり〜、ルチノちゃん!
待ちに待ったお休み到来! 今週はずっと出社で、ルチノちゃんとピーちゃんは終日ケージでお留守番でした。 毎日夜の放鳥時に少し触れ合っただけなので、なんだかずっとルチノちゃんと会っていないような気分です。
さあ、今日は一日家にいるつもりなので、ずっと一緒にいられます(とはいえ、明日、明後日とまた仕事は続くのです。涙)
家事もたまっていて忙しいのですが、ルチノちゃんはせこせこと動く私の後を追って肩の上から私の仕事振りを見ています。そんなルチノちゃんと時々見詰め合って、チュッとしたりして・・・恋人気分かな?というより私としてはやっぱりお母さんの気分でしょうか。
朝駆けにいきなり水浴びをしました。やりたいのをずっと我慢していたのでしょう。思いっきりするのはやはり怖いらしく、水道のお水で頭だけ濡らして、からだをぶるっぶるっと震わせて水浴びした気分になっているようです。
インコ同士留守番をしていると、どうも2羽ともボーっとしているようで活気がありません。 人が帰ってきて放鳥をすると、ルチノちゃんはもちろん大喜びではしゃいでいますが、そんな陰でピーちゃんも大ハッスル・・・いきなりケージから飛び出し、ルチノちゃんを追ってストーカーよろしく付きまとっています。
時々うるさがって追い払われていますが、ルチノちゃんがお食事のときなどはすかさず一緒にお食事タイムに入る、そんなピーちゃんなのでした。
もっと鳥さん同士仲良くすればいいのにね。でも1羽よりは2羽のほうが断然いいインコ達みたいです。活気が全然違いますものね。
窓を開けたりする時や、私達の食事中はケージ入りとなるルチノちゃん。 そんな時はケージの前方であっち行ったりこっち行ったり・・出口をくちばしで少し持ち上げてはカタ−ン、カターンといわせて「早く出せ出せ!」と、とてもうるさくします。
やっと出してもらえた暁にははやる気持ちを抑えきれず、開けたケージの出口からつんのめりそうになってしまう、そんな可愛いルチノちゃんなのでした。
2005-12-13
ごめんね、ルチノちゃん
今週はなにか仕事が忙しく、週末までお休みがありません。
ルチノちゃんたちは毎日朝8時から夕方まで、ケージの中で過ごすことになります。そうなればなったでケージの中でぼーっとしているようなのですが、私のほうは可哀想で仕方なく申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
どうも私は分離不安のようなものが少しあるみたいなのです。
子育てから開放されたのだから、自分の時間をもっと謳歌してもいいはずなのですが、ルチノちゃんたちが待っていると思うと、そわそわと落ち着かなくて一刻も早くおうちに帰りたくなってしまいます。
ルチノちゃんの方はそんなでもないのかもしれません。でも帰宅してとても喜んでべったりと貼り付いている様子を見ると、愛おしくてやはり私は早く帰って来ざるを得なくなります。
家にだれかが居てくれるときはもうちょっと外出を楽しめるんですがね♪
ちょっとお久しぶり〜なインコ通信でーす♪
ここ2、3日は仕事で帰りが遅くなり、インコ達はヒーターが付いてはいるもののちょっと寒いお部屋でじっと私の帰りを待つ日々を過ごしていました。
帰宅して少しすると放鳥です。まずは「はやく!はやく〜!」とせっついていたルチノちゃんが飛び出して私に貼りつきます。手フェチで手を見れば発情のルチノちゃん。おえっおえっと吐き戻しをしようと足を踏ん張っています。吐かれるとすごい量が出て手からはぽたぽたと零れ落ちてしまいます(- -;)「あ〜また始まった」とため息の私・・・。
大分たったころ、少しお年寄りのぴーちゃんがケージから飛び出していきます。向かう先は鏡の前に設置したコードと止まり木。そこに映る自分の姿に”love”で、鏡に向かって吐き戻しをしています。こちらのほうは完全に吐かずに、すんでのところでうっと飲み込んでいます。その「すんでのところで止める技」がすごいんです〜!
まあ、いつもはこんな調子のインコ達なのですが、最近になってピーの様子に変化が現れました。鏡の自分に”love”の「ナルシストくん」がよりによってどうもルチノ君に惚れた!?らしいのです。なんだかルチノちゃんの後をおっかけるストーカーぶりが重症になってきました。もともとは手乗りではなくとても臆病なピーちゃん。彼の場合ケージから出ても行く場所は鏡の前か、ケージの上かに限定されていたのですが、最近ルチノちゃんのあと追いで色々なところに飛んで行くようになったのです。
怖くて決して近付かなかったパソコン部屋・・・キッチン・・・あげくは私の肩に止まったルチノちゃんめがけて肩先にまで接近。もう少しで肩にも止まれそうなほどで、これには私達ももうびっくり!
手乗りではないインコをお飼いのみなさんならご存知でしょうが、彼らはとても臆病。人間を避けて避けて避けまくります。ですからピーのこの進歩には目覚ましいものがあります。このまま手乗り化してくれればいいのになあ〜なんて思ってみたり。
そしてそんな折も折、事件が起こったのです!(事件と言うほどのものではありませんが、私達にとっては・・ね!)ケージの上でうるさく付きまとうピーにルチノちゃんが激怒。くちばしを激しくつつきあっての大喧嘩に発展しました。2羽ともギャーギャーわめきながらの戦いです。でもよく見るとピーはそんな中でおえっおえっと吐き戻しをしていて、どうもルチノちゃんに食べさせようとしているみたいなんです。応戦しているルチノちゃん。何を間違ったのかそれを二口、三口食べてしまった模様。「あらら、どさくさにまぎれて、食べてるわ〜」と見ているこちらは喧嘩を止めるのも忘れて見入ってしまいました。
つれあいを亡くして2年・・・。ピーはそろそろ新しい・・鏡ではなくて本物の伴侶が欲しくなったのでしょうか。それにしても2羽とも男同士・・・。ピーちゃんはルチノちゃんに「男同士の危険な関係」を求めているのでしょうか。あらららら・・なんかいいのかなあ〜でもピーがちょっと強くなって自分を主張できるようになったのは確かよね。ピーにとってはいいことなのかな???