こざくら日和 : 過去ログ : 2005-11-29

2005-11-29

経過報告(1) 少しずつ良くなっています

ポスト @ 22:36:40 | 01.全て,03.インコの部屋

今日の様子です。

朝方えさを少し食べていました。が、あんなに大好きだったお水を飲もうとしません。口元に持っていっても顔を背けてしまいます。どうも病院の飲み水に薬が混ざっていたため、敬遠しているようです。以前にもこのようなことがありました。味にとても敏感なのです。 先生も「病院ではお薬を飲まなかった」とおっしゃっていました。病院では注射による投薬をしたようです。家で薬が飲めないようなら、回復が遅れるけれど、自然治癒の力に任せるよりほかないようです。

午前中はやはりあまり活発には動きませんでした。ポットや電器の上で暖を取っていたり、私の手の中でうとうとしたり・・・午後になってすこしずつ活発になってきました。子供達が学校から帰ってくる頃には大分元気も回復したようです。お菓子を欲しがったり、ちょっかいを出す次男に反抗したり・・・。「喧嘩友達」に対抗する元気も少しは出てきたみたいです。

まだまだ本調子ではありませんが、徐々に元気になっていく様子が見られ、一安心の私です。

・くちばしが黒ずんで、ちょっと人相ならぬ鳥相が変わってしまったルチノちゃん

体重を毎日計るようにとの病院からの指示がありました。ルチノちゃんは病院では47g。 43g位になったら危険なので、よく観察するようにとのことでした。今まで体重管理はしていませんでしたので、スケールがありません。 病院で聞いて料理用の1g単位のスケールを購入してきました。今までスケールはペットショップで動物用のものを購入するものとばかり思っていましたが、みなさん、料理用のものをお使いだったのですね!初めて知りました。まだまだ知らないことがいっぱいの私なのです。

・スケールに乗るルチノちゃん。今日の体重は47g。

退院しました!

ポスト @ 21:33:18 | 01.全て,03.インコの部屋

我が家のこざくらインコ・・・打撲傷で入院中のルチノちゃん、無事に退院し、自宅に帰りましたのでご報告いたします。

27日(日曜日)午前に入院したルチノ・・・その日の夕方様子を聞こうと電話を入れたところ、まだ容態に変わりはないとのこと。 相変わらずえさを食べる様子が無いので、強制給餌をしてもらったようです。レントゲン検査では特に異常は認められませんでした。肺挫傷も骨折もなかったことは本当に良かった・・・。 「でもまだ帰れる段階じゃない」との先生のお言葉。「明日会社帰りにお迎えに行こう・・・」と思っていた私はがっかり。 でもでも焦ってはいけません。病院にお任せしたんだから・・・と自分に言い聞かせ、その夜はルチノちゃんを想いながら眠りについたのでした。

翌28日(月曜日)、仕事が終わった午後4時に病院に電話を入れてみました。 「様子はどうですか?」 「燕麦など少し食べるようにはなりましたけれど、まだまだ本調子じゃありません。うつらうつらしていて元気はありませんね・・・。」 「明日、明後日は仕事がお休みで家で様子をみることができますので、少しでも食べられるなら連れて帰りたいのですが・・・。」

先生にお願いしてみました。先生としてはまだ充分な状態ではないので、帰すことに良い返事ができないようでした。が、そこを無理言って退院させてもらうことにしました。

先生はこうもおっしゃっていました。 「病院では強制的に食べさせたり治療をしたりできるが、リラックスできない・・・おうちだと治療はできないけれど、リラックスできる・・・どちらも一長一短ある・・・」。 どちらがいいか、またいつ切り替えるかの判断が難しい、と思うのですが食べる力が少しでもついたのなら、家でくつろいだ状態でゆっくりと回復させてあげたい・・・その方がいいのではないか・・・と思い無理を承知で退院をお願いしたのです。

幸い先生は私の考えを理解してくださり、「もし体重が急に減ったり、元気が無かったりしたらすぐに連れてくるように・・・」と言って退院を認めてくださいました。

結局1泊2日の短い入院ですみました。狭いケースの中でストレスが極限にならないうちに帰宅できて良かったな、と思いました。また家に帰れる状態にまで持っていってくださった病院にとても感謝しています。

「さあ、おうちに帰ろうね。」 プラスティック・ケースの中のルチノちゃんを覗きこみました。はじめはシラーッとして知らん顔だったルチノちゃん。私と目が合うと、肩をぐーっと持ち上げてひとつ伸びをしました。そして狭いケースの中、私のほうへと歩み寄ってきました。その目はしっかりと私に注がれています。

「あー、帰れることがそろそろ分かってきたみたいだね!」 先生が微笑みながらおっしゃいました。

こうしてルチノを連れて帰ってこられることができたのでした。

(ご心配くださいました皆さま、本当にありがとうございました!)