2005-12-13
ごめんね、ルチノちゃん
お料理のこと
今日は私のお料理のことをちょっと・・・。
私、お料理はあまり得意ではないの。 結婚前はほとんどしなかった・・・母と姉はとっても上手なのにねえ・・。
最初は母のレシピで頑張っていたのだけれど、下の子が生まれた直後から料理の材料を配る業者さんに頼るようになっちゃった。これは買い物いらずでレシピも付いているから、赤ちゃんがいるお料理べたには都合がよかった。
ちょっとお頼り申し上げるつもりが、これが10年も続いてしまったのだから、ダメ主婦ですよね。
ところが段々と子供も大きくなって舌も肥えてくると、夫をはじめ家族みなの遠慮がちな批判が出るようになったのです。 「うまくない〜!料理がまずいってわけじゃないけど、やっぱり素材が悪いんだよねえ」 なんて・・・。
確かにお安いお値段なのだから仕方ないのかもしれないけれど、お肉なんて量は少ないし、お魚は特においしくなかった・・・。
そのころ長年付き合ってきたこの宅配業者さんの対応がみるみる悪くなっていったのです。
配る人がころころと変わる・・。最初は挨拶があったのに、次第に気づかぬまま変わっている・・。配る時間も一定しない・・。やけに遅いときがある・・。 ミスも連発するようになり、いかにやさしい(?)私といえどもいらいらが募ってきて、ある日クレームの電話をかけることとあいなりました。
すると営業所長は 「今度冷凍食品、見繕って持っていきますから、お許しあれ〜」 みたいなこと言うのです。しかし待てど暮らせど結局冷凍食品を見ることはなかったのでした・・・。
別に冷凍食品が欲しかったわけではないのだけれど、いいかげんな言葉、無責任な言葉にとても腹が立ったのでした。
そんなこんなでこの業者との長い付き合いもあっさり幕切れとなったのでした。
さあ、どうしよう。困った困った。 毎日「今日の夕飯どうしよう〜」なんて迷走をしていたのですが、ある日ふとしたことで「3分クッキング」に出会ったのでした。
きっかけは・・・・・長い風邪で寝込んだこと。 回復時の徒然にある時テレビをつけました。いつもはこんな時間にはテレビをつけることはないのですが。
たまたま見たのが「3分クッキング」。その日は検見崎さんという若い女性の先生でした。
「おやっ、こんな若くってきれいな人がやってるんだ・・・」
これまでお料理の先生というと土井先生のような方を思い浮かべていましたので、若くって魅力的な先生というのが、なにか新鮮に感じられました(お料理の世界に詳しい方、知識不足でごめんなさい!)
その時以来この番組をかかさずに見るようになりはや2年がたちます。お仕事のときは録画をして見ています。テキストも1年間の定期購読にしましたので、テレビのほうは見なくてもいいようなものですが、この番組のなにか家庭的な雰囲気が好きで必ず見ているのです。
私の仕事はまあ接客業のようなものなのですが、お客様相手の緊張を強いられる仕事ですので、帰宅してこの番組の録画を見るとおかあさんに癒されているような、そんな気持ちになれるのです。
お料理自体も手軽にできて、しかも見栄えのいいおいしいものが多いようでして、創作力の無いわたくしにとってはいまやバイブルのような存在となっております。
また週替わりに登場する先生方や馬場アナのエプロンのファッションを見ることも一つの楽しみになっています。
今週はなにか仕事が忙しく、週末までお休みがありません。
ルチノちゃんたちは毎日朝8時から夕方まで、ケージの中で過ごすことになります。そうなればなったでケージの中でぼーっとしているようなのですが、私のほうは可哀想で仕方なく申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
どうも私は分離不安のようなものが少しあるみたいなのです。
子育てから開放されたのだから、自分の時間をもっと謳歌してもいいはずなのですが、ルチノちゃんたちが待っていると思うと、そわそわと落ち着かなくて一刻も早くおうちに帰りたくなってしまいます。
ルチノちゃんの方はそんなでもないのかもしれません。でも帰宅してとても喜んでべったりと貼り付いている様子を見ると、愛おしくてやはり私は早く帰って来ざるを得なくなります。
家にだれかが居てくれるときはもうちょっと外出を楽しめるんですがね♪