こざくら日和 : 過去ログ : 2006-05-10

2006-05-10

熱帯魚入る

ポスト @ 18:12:36 | 01.全て,04.日々の徒然

ミニ水槽に熱帯魚が入りました。次男が選んだのはアーリーという魚。オスとメスのペアです。

手前のメタリックブルーに輝く美しいボディーがオス、その奥黒いボディーがメスです。どうも動物たちはメスへの求愛を成功させなければならないという使命を背負っているためでしょうか、オスのほうが見た目に美しい動物が多いようですね。この魚もしかりでオスは輝くブルーのボディーでこんな風にとてもきれいです。

次男は当初グッピーかエンゼルフィッシュでもと考えていたようですが、見応えのある大きさと、熱帯魚らしい色の美しさに惹かれてこのアーリーを選んだようです。

アーリーはアフリカンシクリットという種類に属する魚で、そのふるさとは南アフリカのマラウイ湖です。マラウイ湖に住むシクリットはこのアーリーのようにオスは青を基本とし、メスはこげ茶色の体色が中心で、雌雄の区別が容易なものが多いそうです。オスのメタリックブルーは海水魚にも負けない鮮やかな色で、そんなところに人気の秘密があるようです。

アーリーの特徴はメスが口に卵を含んで育てる「マウスブリーダー」であるということです。オスとメスの絆は薄く、産卵の時だけのカップリングです。平たい石の上等に産んだ卵をメスは口の中に入れますが、その時メスはオスの尻びれにあるエッグスポットという丸い模様も卵だと勘違いして顔を近づけ受精します(面白い受精方法ですね)。その後、産卵の終了と同時にカップリングは壊れ、メスは一人で卵を口に含んだまま稚魚がある程度育ち、餌が取れるようになるまで何も食べずに頑張るそうです。

うちに来てからのアーリーは環境が変わって緊張しているのか、水槽の奥や水草の陰に隠れていてあまり活発に動きません。1〜2日はえさを与えても食べようとせず心配もしたのですが、今日あたりから少し慣れてくれたのかえさも食べてくれるようになりました。

食べ方は、以前飼っていたグッピー、ネオンテトラ、ディスカスのように優雅に食べるのではなく、えさにダイブし、食らいつくといった風情で、とても素早い動きをします。それが見ていてとても面白く飽きません。また顔つきはちょっとこわもてですが、なかなか愛嬌もあり味のあるフェイスです。

・オスは「アーくん」、メスは「リーちゃん」と次男が命名。ナント単純な名でしょう!

ルチノちゃん、熱帯魚とご対面〜。もうびびりまくりで腰が引けてしまったルチノちゃんです。水槽前に連れて来ましたが、すぐに回れ右で逃げていってしまいました 〜(Foot in mouth)

・こわいでちゅー!