こざくら日和 : 過去ログ : 2006-06-14

2006-06-14

サッカーをするカラス

ポスト @ 16:22:44 | 01.全て,04.日々の徒然

こんにちは!ワールドカップ初戦はご覧になりましたか?多くの方が期待に燃えて応援・・・そしてちょっとがっかり(大分かな!?)といったところでしょうか。私は普段からサッカーを見ているわけでもなくこんな時だけの俄かファンですので、どっぷりと感情的にのめり込むことなくこのワールドワイドな大試合を楽しめました。

さてW杯にあやかって「サッカーをするカラス」が新聞、テレビで紹介されたのですがご覧になりましたでしょうか。このカラス君、夜7時台のNHKニュースに登場。山口県の徳山動物園にいる4羽のカラスたちで、飼育係の「シュートして」のかけ声にこぶし大のゴムボールをくちばしや足でドリブルしてゴールに蹴り込みます。この4羽は4月下旬にヒナで保護されたハシボソカラス。さすがに知能の高さを誇るカラスです。サッカーもわずかな期間で覚えたそうですし、空き缶や紙くずなどのごみの分別などもできるそうですよ。ゴミ置き場では嫌われ者のカラス君ですが、分別をしてくれるカラスなら一躍人気者にと様変わりすることでしょうね。

朝日新聞に紹介されたサッカーをするカラス「アンバー」

ご覧になれなかった方はこちらをどうぞ http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200606100055.html

ちなみに日本代表ユニフォームには3本足のカラスがあしらわれています。カラスは日本サッカーのシンボルなんですね。三本足のカラスは「ヤタガラス」と呼ばれていて中国の古典では日の神(太陽)のシンボルといわれ、日本でも神武天皇東征の時、ヤタガラスが天皇の道案内をしたという伝説もあるそうなんです。そんな日中の故事から、ボールを押さえたカラスは日本のサッカーを統治指導するものと考えられてシンボルに選ばれたようです。

サッカーをする動物では他にもゴールキーパーを巧みにこなすわんちゃんがテレビに登場しました。このわんちゃんは本当にキャッチが上手・・・どこかの企業チームのメンバーが蹴り込むボールをはずすことなくキャッチしていました。かなわないと思った人間側はゴール近くで焼肉を焼きその匂いで釣るという姑息な手段に出ました。残念ながらわんちゃんはこの作戦にまんまと引っ掛かってしまい大事なゴールを空けて遁走。そんなことでやっとこのわんちゃから1点を奪うことができたのでした〜。

可愛い動物たちがサッカーに興ずる様は見ているだけで自然と笑みがこぼれて心が和みます。今年始めのトリノ・オリンピック=鳥のオリンピックを思い出しながら動物たちの活躍にも心弾ませる私なのでした (Laugh)