こざくら日和 : 過去ログ : 2006-10-18

2006-10-18

姉妹(兄弟)の再会

ポスト @ 16:58:58 | 01.全て,03.インコの部屋

去る15日、さくらの元親であるまこ蛙さんがわが家に遊びに来てくれました。その前日、まこ蛙さん宅の第4子―末っ子の葉月ちゃんが無事に里親さんに引き取られ、ひとりになって少し寂しくなった長女(長男)の日向ちゃんですが、今日はまこ蛙さんに伴われてさくらとルチノに会いにきてくれました。さくらがうちに来たのは先月の18日でしたから、約一月振りの姉妹(兄弟)の再会です!さてさて、二人には互いが懐かしい姉妹だということが分かるのかな!?興味津々の人間たちです。

★   ☆   ★

ちょっと心配だった飼い主でしたが、かごから出すとすぐに嘴を寄せ合って親密な様子を見せた二人です。うわ〜!さすがに姉妹!!飼い主達の緊張の糸はすっと緩み、胸にはひたひたと感動の波が・・・。様子見でまだケージに入っているルチノちゃんはお隣りから見学するも「???」―。それもそのはず、何せ二人は「双子〜〜!?」と見まごうばかりのそっくりさんなのです(^m^)

同じアングルの写真で比べてみましょう。左は日向ちゃん。対する右はさくらです。どうです?そっくりでしょ!?

さくらより5日早く生まれた日向ちゃんは嘴の黒いひげもほとんどとれてちょっぴりお姉さん風情。今はまだこのひげの残り具合で二人の見分けがつくとはいうものの、やがてこのおひげもとれてしまったらどうしましょう・・・全く自信の無い飼い主です。鳥たちの方に見分けてもらうしかないかもしれませんねぇ。とほっ^^; それではそんな双生児姉妹とルチノちゃんたちの交流の様子をご覧ください♪

ケージで仲良く寛ぐ日向ちゃんとさくら・・。姉妹と知ってか知らずか、いきなり意気投合する二人です。さくらが日向ちゃんに向かってえぐえぐしてみせたり(初めてです^^;)、背中の上に乗ろうとしたり(ルチノにもやろうとした前科ありです^^;)・・・。「すわっ!さくらは男かー!?」との疑惑も沸き起こり一瞬場内は騒然と〜(笑)。お隣りのおうちではそんな二人の様子をルチノちゃんが見つめています(「なっ、なにー!このちとたち!」と内心ビビッています)。

日向ちゃん:「このちと、だ〜れ?」
さくら:「ルチノたん。ちょっといじわるだよ。気をつけて。」

日:「このちとは〜?」
さ:「このちとはピーたん。やさちいおじいたんだよ。まんまをわけてくれるよ。」

しばしの時を経て・・じゃ〜ん!やっとケージから出してもらえたルチノ兄さんです。                                      ルチノ:「我輩はルチノであ〜る。えへん、おほん・・・」

張り切って登場したルチノちゃん・・・しかし二人は姉妹の世界に浸って戯れるのでありました。。。

さ:「こっちきて、おもちろいよー!」

さ:「ここ、あったかいよ!」
日:「わーほんとだー!」

さ:「ひなたたん、あいたかったよー」
日:「あたちもー。はぐはぐ・・・」

若いババちゃんに甘えて取り付く姉妹です♪

普段の行いが悪いのか、姉妹の世界にいまひとつ入っていけなかったルチノです。そんなルチノをまこ蛙さんがなでなで、かきかきと優しく癒してくれています。

ル:「ん〜きもちいい〜!」

ル:「なんだか眠くなってきたにゃー」

さすがはまこ蛙さん、熟練した鳥遣いであられます。すっかり気持ちよくなったルチノさんはうっとりとネンネの態勢に〜^^優しいひとときがゆったりと流れます。

やがて会もたけなわに・・・。その頃には少し打ち解けた3羽の姿も見られるようになりました。ルチノちゃんが大すきな場所―ゴミ箱の上で仲良く三者会談です♪

とうとうお別れの時がきました(涙)。キャリーに入った日向ちゃんに挨拶をするさくらです。

さ:「なごりおしいにゃー。ひなたたん、またきてね!」
日:「うん、さくらたん。またくるよ!!」

★   ☆   ★

とまあ、こんな鳥たちの声も聞こえてきそうな楽しい宴もあっという間に終わり、日向ちゃんはまたの再会を約束してババちゃんと(お若いのにごめんなさい^^;)家路についたのでした。

飼い主の方も普段はなかなかできない鳥さん話のあれやこれやがたくさん出来て感動で胸がいっぱい、ついでに食べ過ぎて(ケーキを2つも食べてしまった^^;)おなかもいっぱになってしまいました〜。蒼井優ちゃんが好きで、イエモンが好きで・・・まこ蛙さんとはまたまた共通点を見つけるこが出来ました^^鳥たちも、人間も、とっても楽しく貴重なひとときを過ごせました。ご訪問くださったまこ蛙さん、日向ちゃんどうもありがとう!またのお越しをお待ちしておりまーす (Wink)

さて、最後に―

今回のご訪問で思ったこと・・・それはさくらには鳥社会における社会性が身についているということです。鳥のお父さんとお母さんにご飯をもらい、兄弟姉妹のなかで育ったという経験がそうさせているのでしょう。一方生後2ヶ月までショップの店員さんに育てられたルチノちゃんは、人間が大好き。悲しいかな、やはり彼は鳥社会よりも人間の世界により近いところにいるようです。それでもピーがいて、さくらが来て、そしてこうして鳥さん家族のご訪問があって、ルチノにも少しずつですが社会性が身についてくるのではないでしょうか。そうあって欲しいと願う飼い主なのでした。