こざくら日和 : 過去ログ : 2006-07-21

2006-07-21

初めての縮毛矯正

ポスト @ 23:02:30 | 01.全て,04.日々の徒然

私の髪は湿度計です―

湿度50〜60%だと髪はさらさらですこぶる快適(ご機嫌♪)
70%を超えると髪本来のクセが出現しはじめ・・・(いやな予感)
        
80%以上だとしなしな〜っとヘンな髪形になり・・・(かなり不機嫌)
      
90%を超えるともうかなりぶちゃいくに〜(さっ、最悪!)

わが家にはちゃんと湿度計があるのですが、それを見ずとも自分の髪で湿度を感じ取ることができるという得意技が私にはある(そんなものなくていいのに〜 −−;)。 冬場はいいのです。乾燥していますから。でも雨の多いこの時期から夏が過ぎるまでの何ヶ月かはこの”ぶちゃいく”と闘う試練が毎年私を待ち構えています。考えてみると昔はそんなことも無かったように思うのです。子供の頃から直毛ではありませんでしたが、クセに悩んだ覚えもないような・・・。年齢を重ねるに従いクセは強固になっていったように思います。髪の質も年令とともに変わるのでしょうか。そうかもしれないと思う昨今です。

そんなわけでこの夏、わたくし、縮毛矯正デビューです!

ネットのお友達や会社の同僚の話を聞くにつけ、「そんないいものがあるんだ〜」といつしかやる気は満々に。昔、ストレートパーマが主流だった頃一度かけたことがあるのですが、そのときは真っ直ぐさらさらになり過ぎて、少しの風にもはらっと髪が顔にかかる・・それが鬱陶しくて一度でやめてしまいました。でも聞くところによると今の縮毛矯正はかなり自然な感じにも仕上げられるとか。美容の世界も日進月歩、素晴らしい技術に感嘆、ただただこうべを垂れるのみです。

さて縮毛矯正、まずは担当の美容師さんとの打ち合わせから始まります。私の髪のクセはそんなに強固ではないらしく、部分的にかければOKとのこと(そうなの?うれしい♪)。トップはそれほどクセがないので外し、中間をややゆるめにかけ、すそにつなげていく・・・そんな感じで自然に丸い形に収まるようにしましょうということで話はまとまりました。ちなみに前髪はややクセが強いそうですが、一液だけでも十分(注・縮毛矯正は一液、二液とお薬を二回つけます)、そのほうがより自然な感じになるとのことでした。

そして作業をすること2時間半―無事に矯正は終了!思ったよりも自然に近い感じの仕上がりにウン、満足満足。前髪がばさっと顔にかかるなんてこともなく、あまりペッチャンコにもならずにナンカいい感じ♪これで雨の日、じめじめの日に髪を気にしなくていいんだ。それが何より嬉しい!長年の呪縛から解かれた開放感にしばし浸った私です^^

矯正の持ちは約半年だそうですが(人によって違いますが、伸びてきたところとの段差ができてしまうので半年後にかける人が多いそう)、冬場の私の髪は普通の状態で大丈夫なので、来年のこの時期にまたかければいいかな。そうして年一回のペースで縮毛矯正をすればお悩み知らずとなれそうです。わ〜いわ〜い(^m^)大雨の中でしたが、足取りも軽やかに颯爽と美容院を後にしたわたくしでした〜。

さてさてこれからは余談になりますが〜・・・。                            あらかじめTELにて行きつけの美容院に相談をした際、矯正にかかる時間は人や仕上げるスタイルによって違うということでしたが長くて4〜5時間と言われ、「ひえ〜っ」とのけぞった私・・。そんなに長い時間耐えられるかしら・・・トイレは大丈夫か・・気持ち悪くなったらどうしよう・・・(むかし長時間のパーマで気分が悪くなった経験あり)などなど不安な気持ちを掻き立てられてしまいました。取り合えず退屈しないようにと前日書店で本を購入。「もしかしたら一冊読めてしまうかも・・夢中になれるようなミステリーにしよう」と思い、選んだのは雫井脩介の『栄光一途』という本。

雫井氏の本は何冊か読んでいますが、『犯人に告ぐ』は特に良かった―。その雫井のデビュー作ということだからちょっと興味ありだな、面白いかも・・なんて思って―。

この本、オリンピック日本柔道強化チームに浮上するドーピング疑惑を巡り、かつては選手、今はコーチである主人公・望月篠子が日本柔道協会の命を受けて疑惑を晴らすべく暗躍する・・・といった内容のミステリーなのですが〜

いそいそと読み始めた私。
「ふ〜ん、雫井さんの文体ってなんかみんな似てる」
読むことしばし。
「おやっ?!もしかして似てるんじゃなくて、これ、過去に読んだような〜・・」
慌てて流し読み。
「はやー!!これ、前に読んだじゃない!」

そうなんです。以前読んだにもかかわらず同じ本を購入してしまったのでした(なんてドジッ!T T;) 仕方が無い。この本は(文庫です)本日素敵に仕上げてくれた美容師さん、読書好きだという可愛いYさんに差し上げよう・・・。

ということでお店を出るときに進呈いたしました。Yさんは「さくらこさん、案外おっちょこちょいなんですねー」と。あはっと可愛く笑う私。でも心の中では「単にボケただけかもっ」と悲しく呟くわたしでした〜。

思うは「本代がもったいない!」とそればかり。年は取りたくないですねー本当に。とほっ (Foot in mouth)

・バナナのおもちゃにキレる!