カテゴリー : 03.インコの部屋
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2006-06-23
荒鳥ピーの冒険
ピーがわが家にやって来たのは1999年7月のこと、友人宅で繁殖した生後2ヶ月のセキセイインコをペアで譲っていただいたのでした。相方の名はチコ。たくさんのセキセイがいる禽舎のなかでも特に仲良しのペアでした。この2羽は荒鳥でしたので、かごから出したことはなく(怖がって出たがらないし、出たら人間のコントロールは効きません・・・)、完璧に観賞用の鳥でした。2004年1月5日チコ落鳥。4年5ヶ月の短い生涯を結局チコはかごの中だけで過ごしたのでした。
相方が亡くなってしばらくするとピーに変化が表れました。室内を自由に飛び回る手乗り鳥に感化され、かごから出たそうにする素振りが見られるようになったのです。そして悩みに悩んで末の2004年9月、ついに開けておいたかごの入り口から外の世界に飛び出したのでした。チコが亡くなって9ヵ月後のこと・・・ゆうに5年もの長い長い幽閉生活を経ての冒険でした。以来開けておいたケージの入り口を自分で自由に出入りする”特殊なかごの鳥サン”になったのでした。
荒鳥と手乗り鳥の力関係では手乗りに軍配が上がるようです。ヒト・・・環境・・・全てが恐い荒鳥に、ヒトが大好きで怖いもの知らずの手乗り鳥。おのずと勝負は決まってしまいます。それでも鳥同士・・・ピーはルチノちゃんを仲間と意識して一緒にエサを食べたり、鳴き交わしをしたり、飛びたがったり・・・何とか仲良しになろうとしています。でも自分を人間の仲間だと思っているルチノちゃんには全く相手にされずいつも追い払われてしまいます。
そんな様子の2羽でしたが、最近ピーにも変化が訪れたのです!部屋にある大きな鏡の前(止まり木とロープをしつらえている)と自分のケージの上の2箇所しか移動しなかったピーでしたが、洗濯物の上、ドアの上、パソコン部屋、キッチンのカウンターの上etc・・・ルチノに習ってあちこちと行動範囲を広げるようになったのです。人間や環境にも慣れたのでしょう、そういう勇気を得たようです。恐怖心よりも好奇心が勝ったのでしょうね。警戒を解いてくれていると思うととても嬉しい飼い主です
さて、各々のなわばりであるケージですが〜・・・ルチノはピーのおうちに入って寛いだりご飯をむしゃむしゃと食べたり、平気で他人の家に土足で踏み込む毎日です。ご飯なんて同じものを与えているのに他人の物が良く見えるのか、何故だかピーのおうちで食べたがります(見かねて連れ戻すことしばしばですーー;)。でもピーの方は流石にそれを真似する勇気まではないようで、隣りに並んだルチノちゃんのケージに入るということは全くありませんでした。ところがです!ここ2,3日のことなのですが、ナント、ピーはルチノ ちゃんのおうちに興味深々のご様子。入りたそうにもじもじ、そわそわしているではありませんか〜!そして昨日のこと、ピーはとうとう未知の世界―ルチノちゃんの聖域へと足を踏み入れたのです〜(やったね!ピー^m^)。その様子をカメラに収めましので、写真とともにルポしたいと思いまーす。
・何故だかお互いのケージの上にいます。ルチノちゃんのおうちに興味深々のピーです。

・ケージ扉の止まり木に止まる。初めてのことです。ルチノはのんきにピーのおうちでお食事。

・ケージ扉に置いた水のみに。体を膨らませて頭を突っ込んでいた。水浴びの真似事らしい・・・。

・あっ!とうとうルチノちゃんのおうちに侵入。未踏の地、制覇の瞬間!!隣家ではまだのんきにお食事する方が〜。

・くるっと前を向きました。「おおっ、いい眺め〜」って感じ?!

・おもちゃで遊んでみたり〜♪

・小松菜をつついてみたり〜♪

・おっ、誰かさん、気付いて隣家から出てきました^^;

・忍び寄る恐怖の影〜〜 ジャンジャンジャンジャン〜♪(ジョーズのテーマが鳴っている)

・ルチノさん、ご帰宅。どうする〜?!ピー!

・あわやー!!すんでのところで逃げました〜

長くなってしまい申しわけございませ〜ん。でも最後の二人が入れ替わっている瞬間の写真、ちょっと面白いでしょ?!
サッカーワールドカップ、日本の最終戦を午前4時に起きて観戦しました。結果、残念なことになってしまいましたが、日本チームは私達にたくさんのわくわくと刺激を与えてくれたと思います。感謝!感謝!です。そして心から「お疲れ様!」と言いたいですね。テレビなどでは「これで終わり〜」みたいな感じですが、W杯はこれからが決勝、見せ場となります。たくさんの素晴らしいチームの激戦をまだまだ楽しんで観戦したいと思います(みなさんもそうでしょ?!)
2006-06-20
健康診断に行きました
沖縄でははや梅雨があけたようですね。こちら関東はまだまだ先のことになりそうですが、ここ2日ほどの梅雨の谷間にたまっていた洗濯物も片付けることができほっと一安心の私です。ただ暑〜い!夏を思わせるこの暑さに、まだ夏バージョンになりきれていない私の体は正直少々バテ気味です〜^^;
さてさて、今日はかねてから行かなければと思っていたルチノちゃんの健康診断に重い腰を持ち上げてやっと行って参りました。かかりつけの病院、横浜小鳥の病院はわが家からは高速を使って小一時間ほどのところ・・・少し遠いのが難ですが信頼できる数少ない小鳥専門の病院ということで、毛引き以来こちらのお世話になっております。
今日は次の3点を中心に診ていただきました。
(1)そのう検査 : 以前書きましたように大きく口を開ける動作を頻繁にしますので、そのう炎がないかどうかを調べてもらう。
(2)糞がゆるい。時には尿だけの時もある。
(3)よくなったり悪くなったりのおしりの自咬と首周りの毛引き。このまま放っておいてもいいものか。
まず(1)について― 管を飲み込む時に噛んでしまい、「噛まないでね〜大丈夫だよ〜」と担当のM野先生にあやされたルチノちゃん、「キュキュ〜」と小さな声を発しながらも何とか管を飲み込んでくれました。検査の結果そのうには問題ないことが分かりました^^
(2)について― 多尿は発情期の女の子や換羽の時には見られる症状だそうですが、男の子の場合はちょっと問題ありとのことでした(うーん、心配)。尿検査をすると詳しいことが分かるそうで、後日尿を取って持って行くことになりました。
(3)について― お尻の肉にしこりがあり、これは少し問題ありだそうです。原因は自咬が慢性化したために肉がしこってしまったか、脂肪の塊ができているか、内臓が降りてきてしこっているか、いずれかが考えられるそうです。オペで取るにも難しいそうで、ひどくならないように観察する必要があるということでした。そのうチェックとともにこのしこりは2ヶ月に一度の通院で観察していくそうです。場合によってはカラーによってできた首周りの毛引きを犠牲にしてもカラーを装着する必要も出てくるそうです(TT)
近いうちに尿を持参する、そして2ヵ月後には再検査、という運びになりました。取り合えずそのうに炎症がなくて安心いたしました。便のほうも診ていただきましたがこちらも大丈夫、問題なしでした。爪を切っていただいて本日の健康診断無事終了です。
余談ですがルチノは一般的なこざくらよりも目が大きいそうで、普通は見えない白目が見えているそうなんです。気付いていたことですがこれが普通だと思っていた飼い主です。目が大きいために埃も入りやすいので涙目になったら注意するようにと言われました。この白目のためにルチノちゃんの目は少しきつく見えます。人間で言うところの三白眼でしょうか。それも個性かなとは思うのですが・・・。
診察が終って待合室に戻るとたくさんの患者さんが〜。午前10時の予約で病院に到着した時はまだ8人ほどの患者さんでしたがその数は約2倍に増えています!平日にもかかわらずたくさんの方がこの病院には来院します。小鳥専門の病院が少ないということもあるのでしょうが、改めて人気のほどを痛感いたしました。
ところでルチノちゃんは、9ヶ月前の家出以来外に出すということを全くしていませんでした。それ以前は車に乗せて一緒にドライブなんてこともしばしばあったのですが、家出の経験で出すのがすっかり怖くなってしまい、いまや彼は家の中が世界の全てとなっていたのでした。ミニケージに入れて車に乗せるのは本当に久しぶりのことです。そんなことで少しパニック気味のルチノちゃんでしたが、家に辿り着くと心底安心した様子です。いつものケージに移って緊張して細くなった体もふっくらと落ち着きを取り戻しました。ルチノちゃん、本当にお疲れさまでした〜



2006-06-11
神出鬼没のルチノちゃん
母が育てたしゃくやく。「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と、昔から美人の形容として用いられてきたしゃくやく。大輪の花が艶やかです。

いよいよ関東も梅雨入りしましたね。雨の多い鬱陶しい季節ではありますが、太陽がぎらぎらと照りつける情熱的な季節へと移行する前のしばしの小休止、しとしとと降る雨のごとく静かに時の流れる穏やかな季節でもあります。
窓の外の雨模様を見ながら物思いにふけるインコ・・・といえばそれらしいのですが、今日もわが家のインコたちはこのお天気を吹き飛ばすようにとっても元気!思いっきり甘え、思いっきり遊び、そして思いっきり悪さもします。
ひところは何が怖いのか入ってこなかったパソコン部屋ですが、最近は自由に出入りできるようになりました。入ってくるとまずPCの前に陣取りぽっとんと落し物。長年接してきて思うに、これはティッシュをおびき出すためのルチノちゃんの作戦なのです。ティッシュが出てきたところでプクプク!あわよくば玉乗りしようとの腹づもり。こちらがこれに乗らないといつまでも”プクプク、ぽっとん”を繰り返します。そのうちにぽっとんの方はお水だけになってしまいますが、それでも何とか搾り出しています。どうもこざくらインコは意識的に落し物をすることができるようですね。これはルチノちゃんで初めて知ったことでした。

最近パソコン部屋に電器があることに気付いたルチノちゃんです。ルチノちゃんは温かい電器の上が大好きなのですが、今まではリビングの電器で暖を取るのみでした。PC部屋に出入りするうちにその存在に気付いたルチノちゃん、盛んに止まるようになりました。明るい光を発するものは温かい・・・そういう結びつきができる学習能力もこざくらインコにはあるみたいですね。

キンダーサプライズのおもちゃが好きで一頃買い集めたことがあります(あま〜いチョコのお味も好きでした^^)。パソコン部屋にはその飾り棚があるのですが、いままで全く興味を示さなかったルチノちゃんが最近突如ここにも乱入・・・。”モノを落っことす”面白さにふたたび目覚めたようです。連れ戻せども連れ戻せどもまるでゴムで繋がれたみたいにここに戻ってきてしまいます。その対策やいかに〜。こちらもふたたび頭を悩ます飼い主なのでした。



2006-05-26
コンパニオンバード発売!

色鮮やかなボタンインコの表紙が書店を歩く私の目に飛び込んできました。コンパニオンバードNO.5の発売です。
わ〜、新しいものが出たんだ〜(^o^)♪ そろそろ発売されるはずの新刊を楽しみにしていましたので、早速買い求めて帰ってきました。
美しい写真や海外での鳥事情を含めた興味深く詳細な記事・・・小鳥飼いの方にはきっとこの本のファンが多いことでしょう。かく言う私も小鳥の病院の待合室で目にしたときからのファンで、全部ではありませんがバックナンバーも数冊そろえています。
さて今号もいつも通りの充実した内容。特集はオープンしたての神戸花鳥園について!ほかにも人を怖がる鳥とのコミュニケーションについてや、鳥を長寿にさせる秘訣などなど役に立つ情報が盛りだくさんで嬉しい限りです。
そんななかで目を引いたのが「この人も鳥が好き」のコーナーに登場したガッツ石松さん!その容貌からは想像しづらいのですが、ガッツさんも大の鳥好きなのだそう。ご自宅には猫の親子2匹のほかにセキセイインコと九官鳥がいます。面白いのはそのネーミングです。なんと2羽とも「ピーちゃん」だとか。「2羽違う名前を言うのは疲れるから〜」とのガッツさんの弁ですが、そんなところに彼の単純かつ素朴な精神が顕著に表れているようでなんとも面白い。以前飼っていた猫には「ネコ」という名前をつけていたそうな〜^^大きな肩に黄色いセキセイインコをちょこんと乗せたガッツさんの写真がなんともミスマッチでユニークでした。
それから心ひそかに楽しみにしているのが鳥グッズの手作りコーナー。鳥のぬいぐるみやキャリーケース用トートバッグなどの作り方が紹介されています。今回はビーズで作る鳥のマスコット。不器用なわたくしではありますが、いつか挑戦してみたいなと思っています。
このようにコンパニオンバードは鳥全般の知識のほかに、手芸コーナーや鳥の写真撮影技法の指南などもあり、内容が広範囲にわたっているのがとても良いですね。年に2回ほど出されているようですが、発売がとても楽しみな本の一つです。
バードピアの思い出
ご紹介のコンパニオンバードですが、私にとって興味深い記事がもう一つ。それは「ありがとう!バードピア宮中園長さん」と題された記事です。
バードピアはヨコハマのシンボル、マリンタワー内にあった鳥の楽園です。1976年に宮中 理さんという方が開設され、つい最近の2005年11月20日、惜しまれて閉園しました。マリンタワーの経営難による立ち退きだったそうです。
このバードピア、一度だけですが行ったことがあります。わが家の子供たちがまだ小学生の頃のことでした。ちょうどその頃初代のセキセイインコ2羽をお迎えしたばかりでしたので、たまたま入ったマリンタワーで見つけた鳥の楽園に子供たちは大喜びでした。
園に入るとまず入り口でえさの入ったカップをもらいます。トマトに粟だまの混じったような少し生臭いそのえさを持って入ると、たくさんの鳥たちが近付いてきます。看板鳥のオオサイチョウやフラミンゴ、エミューなどの大型鳥は正直怖い・・・どの鳥たちも穏やかな性格だとのことですが、それでもおっかなびっくり、なんだか腰が引けてしまいます。親しみのあるセキセイなどに与えようと思うのですが、何故だか小型の鳥はこちらには近寄って来てくれません^^;そんなこんなではありましたが、この日一家はびびりながらも心行くまで鳥さんたちと戯れ遊び楽しい一日を過ごしたのでした。
その後のことになりますが、某新聞で「人物」のコラム欄に登場した宮中さんを拝見する機会に恵まれました。楽しかったバードピアの記憶が蘇り興味深く読みました。それによると宮中さんは海外在住のサラリーマン時代に大型鳥などを飼い始め、それを機にどんどんと手持ちの鳥が増えていったそうです。やがてもっと自然の状態でたくさんの鳥たちを飼育したいとの夢が芽生え、そんな折マリンタワー内出店の話が舞い込んでバードピアが誕生したということでした(当時の記憶で少し違っているかもしれませんが・・・)。園内にいた鳥たちは宮中さんご自身が飼われていた鳥たちであると知りとても驚きました。そして無類の鳥好きさんの夢が、このような形で結実したことにとても感動したのでした。
その後バードピアを訪ねる機会はなかったのですが、ある映画を観たことがきっかけとなって、「再びあの鳥たちに会いに行きたいな・・・」との思いが再燃。そう思った矢先の閉園でした。本当に残念でなりません。
さて、その映画ですが、2004年に公開された『花とアリス』という映画です。監督は岩井俊二、主演は鈴木杏と蒼井優・・・。
話は飛びますが実はこのわたくし、蒼井優ちゃんのファンなのです。あの少女特有の清い透明感が眩しい・・・(少女が似合うヒトだと思うのです。大人の女優になったらどうなのかしら・・・でもステキな大人のオンナにもなってほしいなあ)。それでいて小悪魔のような毒をも含んだ演技もまたとてもよく似合います。
彼女との出会いは以前購読していた『朝日中学生ウィークリー』・・・。ご自身の中学時代の徒然を綴ったコラムを一年間執筆していました。文章もしっかりとしていましたし、穏やかで前向きな姿勢、そしてピュアな感覚が瑞々しくてステキ。写真で見るその姿も可愛く、それ以来ずっと注目してきたのでした。
そんな彼女が目的で観たこの映画なのですが、なんとそこにバードピアが登場!もう一人の主演、鈴木杏ちゃんがデートをする場面で使われていたのです。
うわぁ〜バードピア!!
もうびっくりです!そして面白いことに、杏ちゃんが持ったえさのカップに真っ先に食らいつこうと我さきにと迫って来るのはあのこざくらインコ!しかも黄色の顔に赤いハチマキのルチノーではありませんかっ!!これには笑えました。普段のルチノちゃんの貪欲ぶりを見れば当然のことかもしれませんが〜(^m^) そんなこんなで『花とアリス』は大好きな優ちゃんが出演しているということも去ることながら、かつての楽園バードピアの大切な思い出としても”永久保存”の映画となりました。
さて、バードピアの鳥たちがどうなったのかいうことは以前からの気懸かりだったのですが、コンパニオンバードの記事により行き先が判明・・・なんと最近オープンした神戸の花鳥園に引き取られたそうです。鳥に対する考え方が一番近かった施設にということで決まりました。当初宮中さんも鳥たちと一緒に神戸に移動・・・新しい環境に慣れるまでは付き添っていたそうですが、その後体調をくずされたため鳥たちを残して横浜に戻ったそうです。宮中さん、お疲れ様でした!そしてバードピアの鳥たち、本当に良かったね!!
最後になりますが笑い話をひとつ―(もう少しお付き合いください^^;)。 バードピアにはホオジロカンムリヅルという大型鳥がいたのですが、この鳥のえさの啄ばみ方はすごい・・・。長いくちばしで「バシッ!!」とカップを叩くように突きます。当時まだ幼かった次男はこれに驚いてえさのカップを取り落としてしまいました。まだどの鳥にも与えていないもらったばかりのえさでした。強い衝撃とえさを失ってしまったショックとで次男は泣き出す始末。横で見ていた私もこれにはびっくり、ちょっとびびりました〜。
その後長男がある大型鳥を指し、「お母さん、この鳥は実に上品な食べ方をするよ」と言うのでえさを与えてみたところ、再びバシッ!!カンムリヅルの件があったというのに、まんまとだまされてしまいました〜。長男、してやったり!です(--;) 今では笑い話のそんな苦い(笑)思い出もあるのですが、なんと今回のコンパニオンバードではこんな記載も発見―!
「カンムリヅルの周りにはたくさんの空のカップがよく落ちていました。急に嘴をカップに突っ込むので来園者が驚いてカップを放り投げた結果です・・・」
この”来園者”の中にはあの時の次男もきっと入っていることでしょう・・・。当時のことを懐かしく思い出しながら、大いに笑った私なのでした(^^)



2006-05-21
雨上がりの虹♪
皆さま、こんにちは!
今日は太陽の恵みもいっぱいに受けて、空気も澄んだ爽やかなお天気でした。このところ梅雨入りしたかのようなじめじめとした鬱陶しい陽気が続きましたので、久しぶりに気分は爽快です。しかし梅雨ももうすぐそこまでやっきています。湿度の高いこの季節、湿気に弱いわたしの髪は、さしものナノケアでも太刀打ちできず、もあ〜んと膨らんだり嫌なウェーヴを作り出したり・・・わたしの苦手な季節の到来です。気分もどよ〜んと沈みがちですが、こんな季節にもその時にしかないよさがありますね。アジサイの花は美しく開き、そして雨の日に咲くカラフルなパラソルの花もまた私たちの目を楽しませてくれます。ちょっと苦手なこの時期もそんな気持ちで愛でることができたらいいなと思います。
さてさて、昨日の横浜はまずまずのお天気でスタート。しかし午後に入ると天気は急変。不穏な黒雲が立ち込め、夕刻あたりにはスコールを思わせる激しい雨に見舞われました。しばしのスコールのあと突然雨は上がり、雲間からは明るい陽光が・・・そして空にはここしばらく見たことがないような見事な虹が出現しました。七色のアーチがくっきりと描かれたその空を、私はルチノちゃんと一緒にしばしの間、見とれて眺め入りました。ルチノちゃんの虹初体験です。一緒に感動!のちょっと素敵な夕暮れでした。


最近は毛引きの症状のすぐれないルチノちゃんです。水浴びが苦手であまりしたがらないこともあるのでしょうか、体を痒がって夢中なって羽づくろいをします(その途中で毛引きT T)。その姿はとても神経質でなんだか鬼気迫るものまであります。そこでちょっと心配な飼い主は強制水浴びの手段に出ました。
水浴びの係は長男です(私だと何故だかやりたがらない)。夕刻長男とバスルームに入るルチノちゃん・・・。長男が体を洗っている間は風呂場内のポールに止まって待ちます。そして長男が洗い終わるとルチノちゃんのお風呂タイムが始まります。
シャワー状の霧吹きをかけられたルチノちゃんの雄たけびが聞こえてきました。ピィーーピィーー!キィーーキィーー!!強制水浴びは大嫌い!駄々っ子のような声がバスルーム中に響きます。その必死な声はまるでお母さんに反抗する幼児のよう・・・。
しばしの格闘の後、濡れそぼった体をタオルに包まれたルチノちゃんがバスルームから出てきました。タオルからは濡れた黄色いお顔がぴょこんと覗いています。その可愛いこと!!(親バカ^^;)「おかえり〜よく頑張ったね〜〜」の声をかけてルチノちゃんを抱き取る私の心は喜び色でいっぱいになるのでした^^♪


水浴びをすると、いつものにおいが抜けて清潔な香りに包まれるルチノちゃんです。でも水浴び後は疲れるのでしょうか、手でおねんねするのがお気に入り。うとうとと幸せなひとときを楽しんでいます。

鳥の正面から見た顔はなんだか面白いですね。『動物のお医者さん』では「鳥の正面顔は間が抜けている・・・」なんて書かれていましたっけ。
2006-05-16
小鳥のフン対策
みなさま、こんにちは! インコと暮らすことは心豊かで楽しいこと・・・でもお部屋は抜けた羽や脂粉、ぽっとんの落し物などでいっぱい!なんてことになりませんか?
わが家は家人がいる限り、ほとんどが放鳥状態。ですからもちろんお部屋の汚れはとてもひどい。掃除機は朝晩二回はかけますし、落し物を拾って回ることもしばしば・・・。小鳥を飼っているものの宿命とあきらめてはおりますが、何とかならないものかといつも頭を悩ませております。 さて、今日はそんなわが家のフン対策、ちょこっとご披露したいと思います。
まずは小鳥の好む場所に新聞を敷いておくことです。来客の時などは見栄えが悪くて嫌なのですが、そこは小鳥を飼っているからということでご理解いただきます。この”新聞敷き・・・”小鳥飼いの方はみな同じようになさっていると何故だか確信していた私ですが、実際はどうなのでしょう。(教えてくださ〜い^^)


それからルチノはドアの上に止まることも多いので、ドアはいつも落としたフンが雨の雫状態になってしまい、見るも無残な状態です。これに対しては「時々掃除するしかないかなあ〜」と思い何の対策もとっていなかったのですが、最近夫がこんな秘密兵器を作ってくれました〜 こちらをご覧あれ!


ドアの上にプラスティックのフン受けを作りました。この上でフンをしてもトイの上に落ちるので、ドアや床を汚すことはなくなりました。時々このフン受けの掃除をしてあげればOK!なんだかすっきりとした気分です。今はこのドアにしか付けていませんが、後々よく止まるドアすべてに付けようと思っています。
それから以前ご紹介した ダミーの電話機 をはずし、新たにルチノちゃんのお立ち台を作ってみました。こちら〜!


こちらのお立ち台・・・今はまだあまり好きではないようです。以前の大好きな電話機がなくなってしまい戸惑っているよう。それでもドアの向こうが見たくて乗ってしまうようなのですが、なんだかおっかなびっくり、仕方なくといった風情です。
そうそう、今日気付いたのですが、ルチノちゃんは黒い色が苦手なのでそんなことも”嫌”の原因なのかもしれません。今度このお立ち台を白く加工してあげようかと思います。ルチノちゃんのため、もうひと頑張りです♪好きになってくれれば下にあるドアフォンや床を汚すこともなくなるでしょう。
みなさんはこの頭の痛い小鳥のフン対策、如何なさっていますでしょうか。なにかいいアイディアがあったらぜひご紹介くださいね(^o^)/

2006-05-11
インコたち
昔どこかで買った鳥のストラップを発見。
早速つけてみた。
ピンクのちりめんの鳥さんが愛らしい。
連休中はまずまずのお天気に恵まれましたが、今週に入ってからは雨降りの日が続いています。まるで楽しいお休みが終わってしまったのを悲しんでいるかのようですね。 昨日も今日も激しい降りではありませんが、しとしとと雨は静かに降っています。明日関東は曇りの予報ですが、週末にはまたお天気は悪くなりそう。まるで梅雨に入ってしまったみたいな今日この頃です。
そんな中、わが家のインコたちはとても元気。私が仕事の日は終日ケージの中で過ごし家人の帰宅を待ちかねているご様子。帰るとすぐに放鳥ですが、つんのめる様な勢いでケージを飛び出し、何時間もの空白を埋め尽くすかのように甘えまくります。
仕事がオフの日は一日のほとんどを部屋の中で自由に過ごすインコたち。本当は時間を決めての放鳥にしなければいけないのでしょうが、家に人がいる限り”出せ出せ攻撃”は果てしなく続き、根性のない私はいつも負けてしまいます。
今日は嬉しいオフの日でした。しかも雨振りでしたので私もずっと家の中。インコたちにとっても幸せな一日だったようです。

同じ行動を取りたがるインコたち。ルチノちゃんがごはんを食べ出すと、ピーちゃんも慌ててケージに戻ってお食事タイムに入ります。

人間がお食事タイムの時はルチノちゃんはケージ行きです。人間の食べ物は彼には魅力的らしく欲しがって仕方がないので、已む無くしばしの我慢をしてもらいます。一方ピーちゃんはその間も自由。彼の場合は邪魔を全くしないので、ケージに入らなくてもいいというわけです。
ルチノちゃんがケージ入りとなるとすぐさまそばに駆けつけるピーちゃんですが、こんな時はその力関係が全く逆になり、ここぞとばかりにとっても強気なピーに変身!いつもは突かれて好きなこともさせてもらえないピーですが、ケージのルチノちゃんに向かってうるさいくらいにビービー、ギャーギャーと鳴き、語りかけ、ときには突く真似事さえします。
そしてルチノはルチノでこちらも全く普段とは異なる風情。ケージの外のピーちゃんに向かって甘えた素振りまでするのです。ナント首をかしげて吐き戻しのプレゼントを要求。ピーもそれに応えてククッと戻したものを与えたりしています。う〜〜、男同士だというのに何なのでしょう・・・??時々この二人の関係が分からなくなる飼い主です。
しかし一旦外に出るとまたまた立場は逆転し、甘えた素振りなんてどこへやらのルチノちゃん。ピーに対してはいつもの冷酷な我がまま鳥に戻ってしまいます。その変わり身の素早さは鮮やかなほど。一体この二人は仲がいいのか悪いのか、またまた頭を悩ませる飼い主なのでした。

体重測定をしました。今日は49g。ルチノちゃんの体重はいつも大体49〜50g。以前ご紹介した『手乗り鳥の健康の本』では「成鳥になったら寿命を全うするまではほとんど体重の変化がない鳥が健康な鳥である」と幾度か強調して書かれていました。 体重チェックは小鳥にとってはとても重要なのですね!(人間、特に女性にとっても・・・ネ!)

2006-05-07
ルチノちゃんのふるさと訪問
4日に遊びに行ったショップでは鳥さんに会えなかったため、昨日はこのショップの別の支店に行ってみました。横浜の港北区にある 「ペットエコ」 都筑店。小鳥・小動物のキュート館、犬・猫のDOG&CAT館、そして観賞魚・水草のアクア館と三つの建物に分かれているこのショップは、市営地下鉄センター北駅線路下に細長く連なって建っています。
ルチノちゃんは2年半前この都筑店からお迎えしたのでした。ここはわが家からは車で小一時間はかかるので、ルチノちゃんをお迎えした時以来足を向けていませんでした。そんなわけで今日は久しぶりにルチノちゃんのふるさとを訪ねたのでした。
2年半前はたくさんの鳥さんいたのですが、今回訪ねてみるとその数はかなり減っていました。悲しいことですが、エコではどうも鳥の販売は縮小されているようです。今回会えたのは、こざくらのヒナ2羽、セキセイのヒナ数羽、セキセイの成鳥、文鳥、カナリア、うずら、ヨウム、九官鳥、オオバタン・・・はっきりと覚えているわけではありませんが、こんなものだったと思います。定番のオカメやこざくらの成鳥が見られなかったのは意外でしたし、残念でもありました。これらはお客様の注文があるとどうも入荷するようです。とはいえ縮小されたのは生体コーナーであって、えさやケージ・飼育用品などの品揃えはよくその点では充実していたと思います。

キュート館を出た後はDOG&CAT館へ。もう何年も前から犬を欲しがっている次男のゴネを退けて(実は私も欲しい、でもまだ心の準備ができてな〜い)、最後に立ち寄ったのはアクア館。こちらにはたくさんの熱帯魚、海水魚がいて、見ていてとても目の保養になりました。こんなドデカイものにも会えましたよん^^

大型なまずでは一番人気のレッドテール・キャットです。生息地は 南米。成魚サイズ は天然で1m〜1.3m、飼育下でも70cm〜1m近くにはなるそうです。性格は 人なつっこくて陽気。日本での扱われ方は 鑑賞用ですが、現地では食用として扱われているそうです(おいしいのでしょうか???)。
そしてこんなものも発見。

ミニ水槽のメダカ飼育セットです。これを見ていた次男、ミニ水槽で熱帯魚を飼育したいと言い出しました。それも自分の部屋に置きたいのだと・・・。「以前から熱帯魚をやってみたいと思っていた」と言うのです。はあ〜知らないぞ〜^^; 私一人なら「また今度ね」で済ましてしまうところですが、何と夫と意気投合!
実は夫は以前熱帯魚に凝っていた経歴があるのです。次男の話を聞いていて熱帯魚熱が再び燃え上がったようです。しかも今度はさみしいひとりでの飼育ではなく、次男を指導しつつ一緒に飼育できるのです。共通の趣味が出来てなんだか嬉しそう〜^^
さてさて吟味の末購入した水槽を自宅に持ち帰り、次男、いそいそと準備を始めました。熱帯魚の飼育ではまずは水作りが重要です。すぐに魚を入れることはできません。水のカルキを抜き、バクテリアが出来るまで3〜4日ほど時間が必要です。ですから今日は水槽を洗って、お水をセットするところまでです。



少し前にゲットしたコンパニオンバード・・・実はその時こんな本も一緒に購入したのでした♪
インコの本を数多く執筆されている磯崎哲也さんが書かれた本です。衣(ないですね^^;)食住については今までの本で大体分かるのですが、この本はインコの習性、本能、インコとの遊びやしつけについてがメインのとっても興味深い本なのです。今年2月に出たばかり。本屋さんで見かけないインコの本を見つけるとついつい欲しくなってしまう困った飼い主です^^;
読んでみると意外に知らなかったことも多く(今までが勉強不足でした〜)とても勉強になります。せっかく勉強したのですから取り入れられるところから挑戦してみたいと思います。
100%無添加のジュースをお皿に入れてルチノちゃんにお勧めしました。好むようなら時々スポイトで飲ませて普段から投薬に備えてトレーニングをすると良いそうです。いざというときに簡単にスポイトからお薬を飲んでくれれば安心ですよね。ルチノ様、一口飲んで顔を激しく振っておられました。どうもあまりお気に召さなかったよう・・・
与える青菜は小松菜が最適だとのこと。今までも色々と試したものの、レタスばかりを欲しがるルチノちゃんでした(ピーも)。レタス、きゃべつなどの淡色野菜はビタミン含有量が少なく水分ばかりで下痢を起こしやすいそうです(だからウンがゆるかったのかな)。
改めて小松菜に挑戦!最初は嫌がっていましたので、本にあった青菜嫌い克服法を実践することに〜。まずはルチノちゃんの前で美味しそうに食べてみせました。少し興味を示したところで「あげないよー」とじらします。最後はルチノちゃん自ら勝ち取ったという形で小松菜を食べさせます。こちらは見事に成功!以来少量ではありますが小松菜を食べてくれるようになりました。同じく良いとされるパセリも試しましたがこちらは全く駄目〜。ニンジンは食べてくれるのでまあいいとしようかな♪
本には「インコのしぐさの秘密」と題していくつかのしぐさの持つ意味も解説されていました。「尾羽をぱたぱたと左右に振る」というしぐさ、ルチノちゃんがよくやる動作です。これは「終了行動」と呼ばれるもので、インコがある活動を満足のうちに終了した時に見られるそうです。満足度が高い時は羽毛をぼわっと膨らませたあとにすることも多いそう。
このしぐさは手の中でネンネをするときにいつもするのです。肩から手まで伝い下りてきて手の平に入り込むのですが、その後ぺったりと座り込む前にいつもぱたぱたと尾羽を振ります。今までの行動を満足のうちに終了し、安らかな眠りにはいるぞ〜という気持ちでやっていたのかな。そうだとしたら嬉しいなー
その反対の「開始行動」―これはみなさまのインコちゃんにもよく見られる行動だと思いますが、片足ずつ羽を広げて伸びをするあの動作です。寛いだ満足状態から「さあ、始めるぞー」というときに見られるしぐさだそうです。
何か特別なしぐさをしたときは、その前に何があり、その後にどんな行動に出たかを記録しておくといいそう。「ウチのインコのしぐさ集」のできあがりです!これで我が家のインコの気持ちも少しは理解できそうですね。
よくやるしぐさで私が気になっているのは「くちばしを顔に押し付ける」しぐさ♪ みなさまのインコちゃんもなさいますでしょうか?くちばしをケージにこすり付けているのはよく見かけますが、これは何かを食べた後などに多いのでくちばしをきれいにしているお手入れなのでしょう。肩に乗って押し付けてくるのは甘えたしぐさだと思うのですが、もしかして単にくちばしのお手入れをしているだけなのかも?(だとしたらちょっと悲しい
) みなさまはどう思われますか?他に面白いインコちゃんのしぐさがあったら教えてくださいね。
おまけの写真をアップ!最近カーテンが好きでよくとまっているルチノちゃんですが、カーテンから飛び立つ瞬間の写真が偶然撮れました〜^^こういう写真は狙うと中々撮れないものです。普段はフラッシュを使わないのですが、この時はフラッシュをたいたので羽がくっきりと撮れました〜。こうして見ると羽って結構大きいのですね